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2008年2月22日(金曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える64−なぜ、パソコンはワイド画面だけになってしまったのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時49分58秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、パソコンはワイド画面だけになってしまったのか?

パソコンは、一般向けのエンターテインメント向けに完全になってしまったからである。

<見方>
A4ノートパソコンを買おうと思って調べてみると、今は画面が15.4インチWXGAのワイド画面が主流である。今まで主流であった、15インチ4:3画面のXGAやSXGA表示のノートタイプは、東芝のビジネスモデルと、エプソンダイレクトの2006年モデルしかない。それすら今にも消えそうな感じである。少し前まであったはずのHPやDELLでは、すでに姿を消している。

ところが、パワポ使いの私からすると、このワイド画面というのが不便である。A4横位置の企画書を書くのに、1ページそのままを表示させて書きたいのに、4:3の15インチ画面に比較すると、とても小さくなる。縦位置など、なおさらである。

画面が小さくなると小さい文字が読みづらくなるから、ときどき拡大しないといけない。縦サイズを比べると、15.4インチワイドは、14.1インチと同じなのである。

かつては、作業面積と作業効率は比例するなどと思っていたこともあったが、ワイド化による作業面積の拡大は、そうではなく、むしろ反比例するのである。

加えて、パワポの2007バージョンで採用された上に表示される、操作性がよくなったとも思えないリボン? 帯? の問題がある。19インチSXGAなら問題ないが、15.4WXGAでは、表示面積がさらに削られることになる。こうやって、さらに作業性が悪くなる。

かつては、ワープロの代替機の要素が強かったパソコンは、ビジネス文書を作ることが目的だった。ところが、今やパソコンは、ビデオがより見やすくなる、ゲームがよりダイナミックに楽しめる要素を最優先している。その結果が、ワイド化である。ビジネスユースから、一般ユーザー向けのエンターテインメント向けに完全になってしまったのである。

しかし、これだけ、パソコンメーカーはあるのだから、東芝やエプソンだけでなく、ビジネスに向けたパソコンも作ってほしい。それとも、液晶メーカーや躯体メーカーにおける世界的な寡占化が、ここでもあまりにも進んでしまっているということか? 多様性が失われた市場は魅力がないという問題もある。


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