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2008年1月29日(火曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える59−なぜ、売上の少ない会社の社員のほうが有能なのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時29分47秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、売上の少ない会社の社員のほうが有能なのか?

一生懸命やらないといけない環境が整っているからである。

<見方>
いろいろな会社を見ていると、その会社の規模や売上とそこにいる社員の能力との相関関係はないような気がする。つまり、売上の多い会社に、有能な社員が多いわけではないということである。むしろ、逆のように思えることのほうが多い。売上の少ない会社のほうに、有能な社員が多いと。

これは、どういうことか? それは、売上の少ない会社のほうが、一生懸命やらないとやっていけないから、社員が有能になっていくのである。

逆に、どうして、有能な社員がいるわけではないのに、規模や売上が多くなる会社があるのか? 広告業界やIT業界に関して言えば、それはどの会社と取引しているか、ということに尽きると思う。

販促費用は売上の5%と言われているから、100億の売上の会社と取引すれば5億の売上、1,000億の会社と付き合えば50億という売上が見込める。つまり、どちらと付き合うかで、売上は10倍違ってくる。しかし、10倍の売上差があったとしても、それに関わる仕事量は、10倍も開きがあるわけではない。例えば、広告キャッチコピーなどを考えるなら、その労力は同じである。やることは同じなのに、広告展開にかける費用は何倍も違う、この違いが受ける会社の売上や規模の差にそのままなるのである。売上の大きい会社は、見返りの大きい会社と付き合い、どう付き合うかがうまいのである。

だから、売上の少ない会社の社員は、売上の多い会社の何倍も働くことになる。しかし、そうすると、たくさんの仕事をこなすことで、自分の能力を高めることができる。さて、どちらがよいか。


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