企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える45−なぜ、企画書の完成度が70%で提出するのか?
それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。
●なぜ、企画書の完成度が70%で提出するのか?
企画書の完成度を高めるためである。
<見方>
完璧な企画書というのが100%だとすると、70%ぐらいまではスムースに進む。これは、企画書に限らず大抵のビジネスや他のことでも同じだと思う。これが、80%、90%といくにつれて、段々と難易度が高くなり、作業も進まなくなっていく。
このことは、学校のテストを想像すれば、わかりやすい。70点とるのは、ある程度の勉強をすれば取れるが、80点、90点となると難しく、100点となると至難の業である。だから、70点とれたら、その科目で80点を目指すよりも、50点の科目を70点にするほうがよく、同じ労力でも総合点としてはよくなるということになる。ビルゲイツはテストで800点満点をとったという話があるが、彼は並はずれていたのである。
企画作業において、どの時点で、クライアントに出すかは重要なことである。そこには、自分が思う100%とクライアントの思う100%の違いがある。そこが同じであれば、迷うこともないが、ほとんどの場合、違うものである。自分の思い入れがとても強ければ自分の100%を目指して進むこともよい。しかし、クライアントの考えを尊重したければ、歩調を合わせることを考えなくてはいけない。
完成度が低過ぎると調整する余地が多すぎるし、高過ぎると提出する期限が遅くなる。ちょうどよいタイミングが70%だと思う。しかし、ここでも、注意が必要である。70%の状態であることをきちんとクライアントに明言すること、そして、そういうやり方をクライアントが好むかどうがである。100%のものを好むクライアントは多い。
企画書の70%をどう扱うかは、企画そのものの完成度をどう高めていくかという問題である。自分でやるか、だれかとやるのか。1人で考えるより、2人で考えるほうが、よいアイデアが出ることは多い。
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