企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える37−なぜ、青より赤のほうが成功するのか?
それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。
●なぜ、青より赤のほうが成功するのか?
自分のことでは青が好きだが、相手の色は赤を好むからである。
<見方>
SNSのGREEが、先日、登録数が300万人を突破したという。300万人という数はすごい数字であるが、日本ナンバーワンSNSであるmixiが1,000万人を突破したのが結構前だから、日本初のSNSであるGREEは、mixiと比較すると増えるスピードは緩やかである。
GREEとmixiは、機能面でも違いがあるが、ここではサイトの色に注目したい。GREEは青、mixiはオレンジである。
ちなみに、ほかの業界を見てみると、コンビニ業界では、セブンイレブンは赤(に緑)、ローソンは青(厳密には青っぽい水色、オレンジの新業態ナチュラルローソンもあるが)である。一部の意見では、ローソンがセブンイレブンに勝てないのは、この色が原因であるとされている。つまり、夜中コンビニに買い物に行くと、暗闇の中温かい感じがするセブンイレブンにフラフラと、ということになるというわけである。
あと、ハンバーガーのマクドナルドは赤、カメラ量販店のビックカメラも赤、ソフトバンクの最近の動きは目立つが、躍進を続けるauはオレンジである。元気な企業は暖色系が多い。
この原則にあてはめると、SNSでもmixiが優勢ということになる。人と人をつなぐSNSは、暖色ならホットな関係をイメージさせるし、寒色系ならクールな関係になる。どちらが、SNSとしてふさわしいか? もしかすると、勝負は最初からついていたのかもしれない。
Webサイトの制作をしていると、断然青系にしてほしいという要望が多い。実際、企業サイトは青が多い。これは、信頼感とか安定感のイメージになるからである。清潔感も出せる。人は、自分のことは青にしたいのである。だが、要は、顧客やユーザーが、どちらを好むかである。
色はデザインの問題としてとらえがちであるが、本当は、企画の問題である。
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