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2007年10月30日(火曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える10−なぜ、ラーメンは人気なのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時40分40秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。
あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。
そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。
なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、ラーメンは人気なのか?

ラーメンは、遺伝子が脂を求めていることに対応しているのである。

<見方>
ウェブ上で、ラーメンのコミュニケーションサイトを運営するのは怖いという人がいた。
どこのラーメン屋がうまい、まずいで激論になり、収拾がつかないほど荒れる可能性があるからだ。
これは、ラーメン大好きな人にとってのラーメンは、ソウルフード、つまり、自分にとって欠かすことのできない食べ物になっていることを意味している。
ちなみに、私も、激論を交わすほどではないラーメン好きである。
なぜ、これほどラーメンは人を惹きつけるのか?
理由はいろいろあると思うが、一番大きな理由は、人間の遺伝子がラーメンの味覚を決定する脂分を求めているからである。
人間のカラダは、食べ物が満足にとれない原始時代の飢餓の時代を記憶している。
飢餓の時代には、次に食べられるときまでに、栄養分をためこむことがカラダに求められた。
その栄養分として長いことカラダに脂肪として貯蔵できるのが脂なのである。
この人間に必要な脂を、人間はうまさに変換して取得するようになっているところがまた絶妙である。
そして、この脂分を、食として絶妙なうまさに変換しているのが、ラーメンなのである。
ラーメンのスープは、いろいろな動物、魚の脂をベースにしながら、その上、野菜、果物、海藻など、数え切れないほどのうまみ成分を混ぜ合わせて作られる。
だから、組む合わせは、無限であり、ラーメン店は1つとして同じ味覚はないし、個性的なうまさを提供し続けるラーメンは続々と誕生する。
ラーメン作りのプロとは、このラーメンの本質を見抜き、うまさを出すためのディテールにこだわる人ともいえる。
企画も、人が本質的に求めているものを見抜いた上での、ディテールにこだわるのが大切である。
人を惹きつける脂の魅力は、実はいろいろなところで活用されている。
スーパーで売っているネギとろには脂が混ぜてあるという。
インスタント袋ラーメンのメンをゆでたお湯をすてて脂を抜いて、スープを溶かしたお湯で食べると、実に物足りないことがわかる。


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