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2007年3月10日(土曜日)

『アドボカシー・マーケティング−顧客主導の時代に信頼される企業』グレン・アーバン著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 08時38分40秒

アドボカシーとは、
「顧客の支援」のことである。

本書では、アドボカシーという言葉は
企業のマーケティング戦略、行動規範、哲学として使われている。

アドボカシーは、言葉としては新鮮だし、
「顧客の支援」そのものもわかりやすいが、
従来のマーケティング・コンセプトであり、
この本でも紹介され、区別して使われている
リレーションシップ・マーケティングとの違いは、
それほど明確ではないように感じる。

アドボカシーは、
インターネット時代において、
顧客パワーが増大する中で、
アドバイザー的な支援機能が重要である、
という認識が基本になっている。

しかし、これらは、いわゆるサポート機能であり、
アドボカシーという言葉で
くくり直すほどの意味があるとは思えない。

1番わかりやすいのは、
他社の製品も、顧客支援の立場から勧める必要があり、
その顧客の立場を最大限尊重した長期的な関係づくりこそが
大切であるというものである。

この辺は、十分納得できるものだが、
従来から言われているCS(顧客満足)とどこが違うのか。

こういう基本的なところも気になるのだが、
もっと、本質的に
そもそも「顧客支援」なのだろうか・・・
というところがひっかかる。

最後のほうに、顧客像が描かれるが、
それは「自らの意思で行動を決める人間」、
「創意工夫の能力をもつ人間」という見方になる。

確かに、こういう人相手であれば、
アドボカシーかもしれない。

しかし、そうではない人間はいっぱいいるし、
同じ人の中でも、自分の意思で動く部分と、
決めることなどできない部分があるだろう。

現在は、欲しいものがない時代である。
ほとんどの人は、豊かな環境で育ってきた。

そういう生活の中では、
意思はぼんやりとしている。

だから、アドボカシー戦略は、
ある意味、限定的にしか効かないように思える。

マーケティングの考え方としては、
人の経験にスポットを当てた、
経験価値マーケティングのほうに、
軍配が上がると思う。

支援してくれなくてもよい。

自分を支援してくれるより、
どういう経験を価値として提供してくれるかである。

#読書時間 3時間
★3つ ★★★☆☆


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