『パワポで極める1枚企画書』竹島慎一郎著を読む
1枚企画書は、
どのように書けばいいのか、
とても参考になる。
1枚の中で、入れる要素、
それをどう展開していくか、展開の流れ、形、
色の使い方、そして、細かいテクニックまで。
横位置、縦位置というサイズ違い、
いろいろな企画内容のものが
100事例もある。
その中のかなりの企画書が、
とてもよくできている。
しかし、以下のようなことが私は気になる。
企画書には、部署や名前が入っているものが多いが、
この名前は架空であろうか?
本物を架空の名前にして、
今まで作成したものをこれだけ集めたのだろうか?
一口にプランナーといっても、
これだけのバリエーションのある仕事がくることも、
あるのだろうか?
それとも、この本用に、
作成した企画書もかなりあるのだろうか?
そんなことを考えてしまったが、
その答えは、当然、この本には書いていない。
全体的な読書感だが、
100ある企画書事例を1つひとつ読んでいくので、
つまり、話がすぐに全然違うものに変わっていくので、
リズムに乗れず、結構、疲れる。
通しで読むのはつらい。
少しづつ、または、
ときどき思い出したときに眺めながら、
1枚企画書をマスターしていくのがよいかもしれない。
あと、この手の本のありがちな
テンプレートが600も用意されている。
実際に、使用する人はいるのだろうか?
確かに、よく出来ているのだが、
私の場合は、テンプレートを下地にして、
文字を書いていくという作業をやったことがない。
私の場合は、入れるべき内容を決めてから、
形を決めていく。
テンプレートもよくできているだけに、
実践的な使い道を知っている方がいれば、
だれか教えてほしい。
#読書時間 4時間
★5つ ★★★★★
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