『誰でも成功するフルマラソン100のポイント Gakken sports books』シティランナー特別編集を読む
42.195キロなど、走ったことのない人が、
この距離は初めて走ろうとすると、
とてつもなく長く感じる。
市民マラソンで、
多くの一般市民は走っているとはいえ、
実際に、フルマラソンを走った人など、
私の回りにはいない。
最近知った言葉で「サブフォー」とか、
「サブスリー」という言葉がある。
これは、フルマラソンを、
「4時間以内に走る」「3時間以内に走る」、
ということを意味している。
サブスリークラスになると、
セミプロといってもよく、
サブフォーでも、
私などからみたら、かなり早いほうだ。
こういう言葉の問題ではなく、
あらためて何回も言いたくなるが、
フルマラソンを走るというのは、
4時間も走っていることなのである。
朝の9時に走り始めると、
昼過ぎの1時まで走っている。
そう、少し考えても、
これは、やはり大変なことなのである。
しかし、この本を読むと、
そんな大変なことなのに、
マラソンは、自分なりの力で
それなりには走れるものである、
というニュアンスで書いてある。
基本はムリしないこと、
できる範囲でがんばること、
そして、カラダに気を遣うことである。
そんなことが全部で100書いてあり、
さすがにいろいろ細かいのだが、
気楽に臨むという姿勢なので、
あなたなりに活用できることをやりなさい、
といった感じになる。
もちろん、いろいろな
フルマラソンを走るための
ノウハウやテクニックがいろいろ書いてある。
まあ、フルマラソンを
完走させることが目標の本だから、
そうはなるのだが、
そうとわかっていても、
やはりいつかはフルマラソンに挑戦!
という気にはさせてくれる。
#読書時間 2.5時間
★4つ ★★★★☆
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