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2006年10月5日(木曜日)

『マーケティング戦略の実際』水口健次著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 07時37分41秒

マーケティングをやる人で本を読まない人は、
マーケティングの神様である
水口健次の本だけを読めばいいと思う。

水口マーケティングにおいて一番大切なことは、
商品と顧客が出会う「顧客接点」であるが、
ほとんどの著書において、
この顧客接点がとても感動的に描かれる。

マーケティングの本を
これほど感動的に書ける人はいない。

これが、水口健次が神様たるゆえんである。
(以上は、私の個人的見解です。念のため)

しかし、本書は、
他の著書に比較すれば、感動的ではない。

それは、水口マーケティングのベースとなる、
マーケティング戦略の
基本的な考え方、枠組みを示すものだからだ。

この本は、1983年の1版以来、1998年の3版を経て、
少しずつ最新動向を加えてきている。

しかし、基本は変わっていない。

基本は、消費財メーカーの
流通マーケティングへの視点だ。

そこにおいて、
ユーザー、小売店、卸、影響者、メーカーで構成される
販売に関係するのが「ペンダゴン」であり、
マーケティング機能としての、
リサーチ、商品、流通などの8F(8つのFanction)、
などをどう展開していくか?

それは、製販同盟、
つまり、開発力のメーカーと集客力の小売が、
両者の強みを活かし、協力していくことである。

そして、戦略は展開されて戦略であるというように、
実践の領域である営業やロジスティックに力を入れているのが、
水口マーケティングの特長である。

それを、まさに現場から考えていこうとする。

ただ、残念ながら、
当然、インターネットに関わる記述は少ない。

とはいえ、水口マーケティングにおいて
大切なのは、顧客との接点であり、
自分なりの視点で組換えることによって、
この本の基本的なところは、
Web展開でも十分に活用できるのである。

しばらくぶりに読んでみたが、
マーケティングをやる人にとっては、
やはり入門書として最適であり、
必読書であろう。

#読書時間 2時間
★5つ ★★★★★


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