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2006年9月30日(土曜日)

自著『世界一わかりやすいWebマーケティングの本』未使用原稿6−「フラッシュ」

カテゴリー: - hagiri @ 07時56分03秒

『世界一わかりやすいWebマーケティングの本』で、
ページ数の関係で、
Webマーケティング視点から見た重要性の順序から、
使用しなかった原稿を紹介しています。

本書の目次については、以下をご覧ください。
http://relation-m.com/modules/wordpress/index.php?p=472

■動的で魅力的に見せる「フラッシュ」

Webで魅せる技術がフラッシュ
インタラクティブなしくみも表現できる

 企業サイトのトップページにアクセスすると、待ち構えていたかのように人や商品が出てきて、それがCMのように華麗に、ときにはスピーディーに動き出すことを頻繁に見かけることができます。この動きのある見せ方は大抵の場合「フラッシュ(Flash)」と呼ばれる技術で作られています。
 確かに、フラッシュがあるサイトは、動きのない画像と文字だけのサイトに比べたら、そのインパクトある表現方法によって、“魅せる”ものがあるといえるでしょう。
 一時期画面いっぱいに広告のように見せるやり方がはやりましたが、ユーザーからすれば強制的に見せられるという印象が問題でした。
 最近の見せ方の特長は、トップページの一部分に使用して、全体のユーザビリティを損なわないようにしていることです。Webサイトは、ユーザーが目的を持ってくる場所ですから、ユーザーが最短でコンテンツにたどりやすくしなければならないことから考えれば、当然のことです。
 このフラッシュは、動画的な見せ方のほか、Webならではのインタラクティブなしくみも表現できます。しかも、Windows、MacなどのOSに関係なく、ファイル自体の容量も比較的軽いので、Web技術としてとても優れたものなのです。
 このフラッシュは、「Flash」という有料ソフトを使い、主にWebデザイナーによって作成することができます。つまり、フラッシュでデザインを起こすためには、Flashソフトを使いこなすそれなりの技術が必要なのですが、一コマずつ作成していくところはアニメに似ています。
 ユーザーがフラッシュを見るためには「Flash Player」という無料のプラグインソフトをブラウザにインストールする必要があります。これによって、ユーザーにとっても、見やすい、使いやすいものとなるのです。

▼▼▼インタラクティブなしくみも表現できる

 このフラッシュでできるインタラクティブなしくみは、まずアニメです。人や物を動かして、しゃべったり、音を出したりすることもできます。また、ユーザーがマウスやキーボードから画面を操作することもできます。例えば、ユーザーにどっちがよいとかの選択肢を与えて操作してもらい、その選んだ選択肢によって、出てくるコンテンツがちがうというようなインタラクティブな展開ができます。
 あと、パズルやクイズ、お絵かきや塗り絵などの簡単なゲームもできます。ちなみに、もっと複雑なゲームになると、Shockwave(ショックウエーブ)という技術が使われることになります。

▼▼▼計算もできる

 プログラムを書くことで、計算することもできます。例えば、お買い物シミュレーションとかで、お魚買って、肉、野菜を買って合計いくらというような計算をWeb上で行うのです。
 フラッシュという技術は、画像、音声から、ゲーム、シミュレーションといったさまざまことがWeb上でできるまさにマルチメディア機能といえるでしょう。実際、企業のWeb担当者も、この表現方法の魅力、多彩さからフラッシュを好んで使いたがる人も多いものです。

▼▼▼ActionScriptとはなにか?

 こういったさまざまなことをフラッシュ上で記述するために使われるのが「ActionScript」と呼ばれています。動画や音をどのように再生するかを制御するのです。ユーザーがマウスで画面上を操作したら、なにかが出てきたり、音が出たり、動きを早くしたり遅くしたりといった設定を記述します。

▼▼▼SEOや、重さなどの問題があるので使い方には注意が必要

 Webならではの展開ができるとても魅力的なフラッシュですが、最大の問題がSEOです。検索エンジンのロボットは、フラッシュのコンテンツ内容まで読みにこないのです。つまり、フラッシュを多用すると、サイトが検索エンジンにヒットしづらくなり、SEM上不利になっていくのです。
 最近では、とくにファッション性を強く出したいアパレル業界やスポーツ用品メーカーなどでは、サイト全体をフラッシュで作成し、とても華麗でダイナミックに見せているサイト展開を行っています。確かに見え方としては、とても魅力的なのですが、検索エンジンからのユーザーアクセスから考えると問題があるのです。
 あと、フラッシュのファイル自体の重さの問題です。ほどほどに作り込むのであれば問題など出ないのですが、何分にもわたるようなものになると、さすがに重くなります。フラッシュがあるページにアクセスすると、「何%」というパーセンテージの数字が上がっていくことを見ることができますが、それはフラッシュのデータをブラウザが読み込んでいる状態です。なので、このデータが重くなると、ユーザーは長いこと待たなければならなくなるのです。重すぎるフラッシュは、ユーザビリティに欠けるといっていいでしょう。
 こういったデメリットもあるフラッシュですが、メリットはとても大きいので、その特性をおさえ、効果的に使っていきたいものです。

■ネット上でのご購入
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