『検索エンジンがとびっきりの客を連れてきた!−中小企業のWeb2.0革命』佐々木俊尚著を読む
検索連動型広告、
つまり、アドワーズとオーバチュアの
成功事例を9つ取り上げている。
これを読むと、
中小企業のニッチビジネスにおいて、
いかに検索連動型広告が威力を発揮するかがわかる。
それをジャーナリストである著者が、
企業が置かれている環境や背景、
歴史などにふれつつ紹介するものだから、
検索連動型広告の必要性というか必然性が、
とても強調されているような読書感がある。
紹介されている企業は、
業界も、地域も、歴史も違う。
しかし、企業の危機において
インターネットで活路を見出し、
検索連動型広告を活用することによって、
業績を回復させ、ときには
飛躍的な成長までとげてしまった。
やはり、Webはマッチングなのである。
それも、ニッチなテーマやネタやコト、モノに関する
マッチングである。
明らかであろうが、隠れていようが、
ユーザーニーズをどのようにして拾い、
どこに接点を見つけるのか?
そこにおいて、検索連動型広告は、
中小企業において最適なツールとなったのである。
2002年にオーバチュアが日本に進出する前から、
私は検索連動型広告を知っていたが、
ここまでのツールになるとは想像できなかった。
#読書時間 2.5時間
★4つ ★★★★☆
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