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2006年7月28日(金曜日)

『ビジネスモデル特許最前線』青山紘一著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 08時11分03秒

1つの単語であっても人によっては意味が異なるという、
言葉にはそもそも「多義性」があるが、
法律の世界では、一義的な解釈を求めるがゆえに、
説明する言葉に修飾に修飾を重ねることになり、
結果的に理解することが難しい
言い方をすることになってしまうのだろうか?

いくら、読もうとしても、
私のような専門家でない人間は、
頭に入らず、
斜め読みをするしかなくなってくる。
(そんなに細かく検証読みする必要もない)

ただ、一時期騒がれて、
今は耳にすることもない
ビジネスモデル特許であるが、
やはり気になるので読んでみたのである。

実際、争議になったことも最近聞かないが、
それでも、その有効性は気になっているのである。

有名なアマゾンのワンクリック特許や、
プライスラインの逆オークション特許
などの話も出てくる。

ただ、肝心のビジネスモデル特許自体の
有効性の話になると、
やはり素人では判断できない。

この本に書かれている
ショッピングの特許などは、
どこでも使われているものだと思うし、
そもそも、その特許の説明自体を完全に
私が理解しているかどうかわからないからだ。

ビジネスモデル特許が、
従来の特許と異なるのは、
「モノ」だけでなく「ビジネスの方法」さえも、
その対象とするからである。

ただ、「ビジネスの方法」だけでは、
ビジネスモデル特許にならない。

ハードウェアと一体となった上で、
「進歩性」と「新規性」が求められる。

その「進歩性」と「新規性」の判断も難しい。

権利そのものを対象とするビジネスモデル特許は、
そうは簡単に扱えるものではないのである。

Web2.0時代は、だれでも
Web上でビジネスをやりやすくなる環境が整っていく。

そうしたときに、
多くは大組織によって所有される
ビジネスモデル特許のような権利は、
意味があるのだろうか?

そんな個人相手に訴訟しても仕方あるまい。

ましてや進化が激しいWebの世界である。

申請して審査して権利がおりたころは、
Webはもう違う世界になっている。

それでも、Webの進化は終わるときがくるのか?

そのときにこそ、
ビジネスモデル特許のような権利は、
有効になるのだろう。

★2つ ★★☆☆☆


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