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2006年6月25日(日曜日)

『ヤフー!・グーグルSEO対策テクニック−目指せ!ヤフー・グーグルで1位表示』鈴木将司著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 09時00分27秒

こういうSEO(サーチエンジン最適化)の本を読むと、
不思議な感覚がする。

それは、何であろうか?

SEOとは、一言でいえば、
「ミネラルウオーター」とか「フローリング」のような
一般的な単語をユーザーがサーチエンジンで検索したときに、
自社サイトが上位に表示されることである。

売り手も、そして買い手も、
この「ミネラルウオーター」や「フローリング」という
一般的な単語にとことんこだわることに、
この不思議さは存在する。

どういうことかというと、
ネットにおける買い手の購買行動では、
明確に目的とした商品カテゴリーや
商品アイテムがある。

このとき、商品カテゴリーであれば、
「ミネラルウオーター」や「フローリング」という、
単語によって、情報や商品を探索するために、
自らの購買行動を考えようとする。

これは、自分の購買行動において、
買いたいものを検索するためには
具体的な単語に変換する作業が
必要であるということである。

検索しなければ、わざわざ考えて
最適な結果が表示されるような
単語や単語の組み合わせなどを考える必要などない。

かくして、売り手は、
「ミネラルウオーター」とか「フローリング」など
この一般的な単語をめぐって、
1つでも順位を上げるため激しい争いをすることになる。

SEO対策以前では、売り手は、自らを売るためには、
その商品を訴求するために
必死でオリジナルのコピーを作り、
メッセージを発信することが、
最優先にこだわる言葉だったはずだ。

そこでは、一般的な単語は排除され、
オリジナルのメッセージ性こそ価値があった。

今でも、そのこと自体の価値は変わらないが、
インターネットにおいては、
コピーとしての言葉よりも、
SEOとしての一般的な単語のほうが、
はるかに優先するのである。

オーバーチュアやアドセンスなど
リスティング広告を見てもそれは同じである。

冒頭の不思議さとは、あまりにも一般的な単語が、
インターネット上でこれほど価値が出るということ、
そして、ある単語になると、
信じられないような高額で取引されているという事実である。

価値とは、人が認めるから価値なのであるが、
こちら側としては、
何もいじれない、加工しようもない
一般的な単語そのものの価値とはいかなるものなのか?

これは、その単語そのものの価値ではなく、
その単語が関係するビジネスとしての価値であると頭ではわかるが、
一般的な単語そのものを売ってしまうビジネスは、
やはり不思議としか思えない。

それは、コピーライターがさんざん悩んだ言葉とは、
あまりにも異質すぎる。

一方、SEOから見て一般的な単語にこだわると、
それはほとんどテクニックだけの問題になってくるのである。

話が少しずれたが、本書は、
ヤフー、グーグルで上位表示をねらうには、
両サイトを詳細に検証しており、
また、具体的な施策が目白押しで、
とても参考になる本である。

★4つ ★★★★☆


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