『インターネットマーケティング・ハンドブック』杉山勝行、生井俊、武田一也、吉田雅宏著を読む
Webの世界は、とんでもなく早い。
この本が3年前よりもっと前に思えてしまう。
それでも、
インターネットマーケティングのフレームワークとして、
「ヴィックスドロップ」(VICSDROP)は興味深く読めた。
ちなみに「ヴィックスドロップ」は
大正製薬が出しているのど飴の商品名と同じである。
この本のヴィックスドロップとは、
以下のとおりである。
V
Visual(視覚)
Virtual(仮想)
I
Indivisual(個人の)
Interactive(双方向)
International(国際的)
C
Cost(安価)
Customize(個別対応)
S
Speed(迅速)
Sound(音声)
D
Database(データの蓄積)
Data Communication(データ交換)
Download(データを取り込む)
R(L)
Retrieval(検索)
Link(他のホームページとの連携)
O
Online(瞬時につながる)
P
Person to Person(個人と個人を結ぶ)
確かに1つひとつの要素は合っているし、
インターネットの可能性を示す言葉として
とらえることができる。
それでは、言葉遊びのついでに、
こういった成分(要素)からなる薬としての
「ヴィックスドロップ」は、
事業のノド元を治してくれる、
やさしい薬になってくれるのだろうか?
この本全体としては、今読むべきところは、
少ないといえるかもしれないが、
インターネットマーケティングについて、
基本的なことはわかるだろう。
2003年にこの本が出てから、
Webではいろいろなことが起こりすぎている。
★2つ ★★☆☆☆
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