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2006年6月14日(水曜日)

『「口コミ」の経済学−人が人を呼ぶ“ブーム”の作られ方』田中義厚著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 08時08分31秒

この本で、ある作家の言葉として、
「結局、人生最大の喜びとは、
自分と完璧に話の合う人間と出会うことだ」
とあるが、「話の合う」とはどういうことだろうか?

だれかと話をするとき、
この人とは話が弾むとか、話が合う
と思うときがある。

でもそれは、考え方とか価値観が
同じとか似ているというときもあれば、
そうでもないのに、そう感じるときもある。

だとしたら、それは相性である。

でも、相性なんか合わなくても、
人は話す、それは話をしたいからであろう。

口コミとは、人が話し好き、
それも、大変な話し好きだからこそ
起こるものなのである。

しかも、最近のインターネットという、
表現手段を持った人は、今まで以上に、
ブログなどのCGMを使って
「話す」ように書けるようになった。

と考えれば、私もこうやってブログを使った
「話」好きとなる。

この本の中で、
口コミとはどういうものかの説明は、
ラーメン屋の話がわかりやすい。

ラーメン界には、カリスマ・ラーメン通がいるので、
ラーメン屋の店主は、こういった人の評価を
とても気にするという。

カリスマ・ラーメン通が、
「うまい」といえば、店は繁盛し、
「まずい」といえば、店の存亡にかかわってくる。

だから、店主は、カリスマ・ラーメン通に、
アプローチ攻勢をかけるのである。

本の後半では、
マーケティング的な活用の仕方にも触れ、
メッセージを人に話すように作れば、
人から人に伝わりやすくなると言っている。

その企業側のからの取り組みは、
「クチコミはこうしてつくられる
−おもしろさが伝染するバズ・マーケティング」
という本をわかりやすくした感じか。

全体的には、「口コミ」とは何かが、
手軽に理解できる本になっている。

★3つ ★★★☆☆


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