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2006年6月1日(木曜日)

『インターネット・ブランディング−成功するマーケティング』赤木稔著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 07時59分35秒

インターネット・ブランディングを私が説明するなら、
Web上でのコンテンツとコミュニケーションプロセスを、
どう作り、どう演出するかの話である。

コンテンツは、
その企業なりの理念とコンセプトに立脚した
その企業にふさわしい展開をいかに行うかの話であり、
コミュニケーションプロセスは、
企業と顧客、ならびに顧客とWebサイトの
コミュニケーションのプロセスを、
いかに構築するかの話になる。
(もっと大きく顧客と顧客という視点もある)

それを、Webならではの技術やしくみを使って行うことが、
インターネット・ブランディングである。

インターネット・ブランディングを語るとしたら、
どの企業にもあてはまるような方法論として
このような趣旨で提示すべきである。

この本は、ヤフーのビジネスのあり方から、
このインターネット・ブランディングの方法を学び、
そこから、学ぶべき視点などが示される。

それは最後のほうで10点にまとめられるが、
ヤフーで学べることと、
インターネット・ブランディングの関連性が、
薄いように感じるのである。

確かに、これほどのビジネスに成長したヤフーであり、
今でも拡大を続けることから学べることはたくさんある。

ただ、この本で提示している点は、
ヤフーから学べるものは、
今のヤフーだからできるものであると思えてしまう。

ヤフービジネスは、
そうは、真似することができないことをやっているのであって、
だからこそ、ヤフーなのであろう。

例えば、ブログやSNSサービスなどは、
ヤフーだから一番あとに参入してもビジネスになり得る。

つまり、ヤフーの事例からは、
われわれのインターネット・ブランディングは、
できないということだ。

この本は、インターネット・ブランディングというより、
サブサブタイトル?にある文を引用して、
私がつけるなら「ヤフーに見る・学ぶ!
インターネット・トップ企業のビジネスのやり方」
というタイトルがふさわしい。

★3つ ★★★☆☆


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