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2006年5月26日(金曜日)

『インターネット・マーケティング入門』木村達也著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 08時07分23秒

マーケティング関連の本でよい本とは、
キーワード、キーフレーズがある本である。

つまり、キーとなる単語や文章が、
あるかどうかである。

キーとなる言葉がある本でも、
著者が意識的に何回も使用している本もあれば、
1回しか出てこない本もある。

1回しか出てこないのに、
それをキーワード、キーフレーズとして、
読む人に認識させてしまう本は、
核となる考え方がきちんとあって、
その上、全体の構成力がしっかりとしていて、
力がある本である。

そもそも、このようなキーとなる言葉があることは、
マーケティングそのものなのである。

つまり、マーケティングでいえばコンセプトであるが、
マーケティングの関わる本であるならば、
マーケティングの専門家が書いているので、
当然、本のコンセプトがあってしかるべきなのである。

この本は、インターネット・マーケティングの本であるが、
私には、キーとなる言葉を見つけることができない。

そもそも、
「インターネット・マーケティングとは何でしょう」という
この本の出だしは、あまりにも暢気すぎはしないだろうか?

インターネット・マーケティングの黎明期ならともかく、
本書は、2005年8月という、
インターネットがメジャーなメディア、ツール
となっている時期に書かれているのだ。

それなら、いくら入門書とはいえ、
もっと著者なりの見方、考え方を
披露してもいいのではないだろうか、
と思ってしまうのである。

もっというと、「入門」したい初心者向けの本なのだから、
初心者に対して「何でしょう」という、
聞くような言葉を最初に使うことはないと思うのである。

この「何でしょう」という言葉と、
キーとなる言葉がないことは、とても関連している気がする。

どうも、この手の私の専門分野に関する本になると、
自分でも、厳しい目で見てしまうようだ。

それでも、新書版というどこでも読める形態なので、
インターネット・マーケティングについて、
概要を知りたい人であれば、
それなりの知見は手軽に得られるであろう。

★2つ ★★☆☆☆


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