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2006年4月17日(月曜日)

“性楽者”なら、積極的“性楽者”を目指す

カテゴリー: - hagiri @ 07時54分40秒

今どきの人って、ラクして、タノしみたい
“性楽者”が多いような気がする。

それならそれでいいとして、消極的“性楽者”と、
積極的“性楽者”であることを区別することで、
よい“性楽者”を目指すことが大切なのではないだろうか。

それを考えてみる。

消極的“性楽者”とは、
何も考えない、意識しない“性楽者”である。

何も考えない、意識しないと、
簡単に手に入る、ラクなこと、タノしめることを
求めやすくなる。

つまり、食べるコトである。

そして、何も考えない、意識しないで行動していると、
大抵の場合、テレビを見るコトになる。

テレビというマスメディアは、
ユーザーが一番欲しいニーズに関する情報を
提供することになるから、
当然、おいしいモノの情報が多くなる。

そうすると、もともと食べるコトに
楽しみを求めている人は、
もっと食欲が刺激されおいしいものが食べたくなる。

そして、おいしいものをいっぱい食べる。

その結果、太って、脂肪が多くなり、
コレストロール値も上がり、
糖尿病予備軍になっていくわけである。

これが、消極的“性楽者”である。

一方、積極的“性楽者”は、
自分の楽しみを積極的に考え、探し、実践する人である。

その楽しみの中には、食べるコトも含まれるが、
もっと違った楽しみを多様に行うことにその特長がある。

食べるコトが味覚に限定することなら、
もっと人が持っている感覚やできるコト
例えば、見るコト、聞くコト、カラダを動かすコト、
話すコト、読むコト、などなどを存分に使おうとする。

そして、その感覚を、そのときに楽しむだけでなく、
時間的に目標を達成することを楽しみにしたり、
人とのコミュニケーションを楽しんだり、
といった自分だけではない、自分と世界と関わりの中で
楽しんでいくことになる。

そうすることで、楽しみが分散化して、
いろいろなコトに時間を使うことができるので、
過度に食べるコトに対して楽しみを集中化する
ことがなくなるのである。

これが、積極的“性楽者”である。

ダイエットの問題は、入るエネルギーと
出て行くエネルギーの問題として扱われることが多い。

それは間違いではないが、
もっと違うアプローチのほうが重要ではないだろうか、
と思った結果の考察である。


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