「転(まぼろし)」の極意
「マンガとは言葉である」というようなことを、
作家の高橋源一郎は昔どこかで言っていた。
この言葉も忘れられないものだが、
実際にマンガを読んでいて忘れられない言葉は多い。
白土三平のマンガ「カムイ外伝」8巻「変身の色」に、
播州剣法指南、貴田源信が、御前試合で柳生厳包に敗れたあと、
数年後、再度挑むがまた敗れるという話がある。
そのときに、柳生が貴田に、
「わが新陰流には、太刀の構えはあり申さぬ」という。
そして、相手の動きに合わせて自分も動き、
少しの差を見て、勝機をつかむ、
という新陰流の極意「転(まぼろし)」を説く。
このマンガ「カムイ外伝」は1980年中ごろに書かれ、
話の時代設定は、江戸時代初期だから
1600年の初め〜中頃になる。
しかしである。
この柳生厳包のいうことは、
何と私たちが思うことと似ているのであろうか!
まさに、現代の経営やマーケティングで
言われていることと同じではないか!
だが、その後、柳生もカムイには、
敗れることになる。
カムイは、もっとすごい「転」の極意を身につけていたのか?
それとも、もっと違うものを持っていたのか?
| ツイート |
|
「企業進化論−情報創造のマネジメント」野中郁次郎著を読む >>
29 queries. 0.027 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress








