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2006年3月21日(火曜日)

「転(まぼろし)」の極意

カテゴリー: - hagiri @ 08時16分49秒

「マンガとは言葉である」というようなことを、
作家の高橋源一郎は昔どこかで言っていた。

この言葉も忘れられないものだが、
実際にマンガを読んでいて忘れられない言葉は多い。

白土三平のマンガ「カムイ外伝」8巻「変身の色」に、
播州剣法指南、貴田源信が、御前試合で柳生厳包に敗れたあと、
数年後、再度挑むがまた敗れるという話がある。

そのときに、柳生が貴田に、
「わが新陰流には、太刀の構えはあり申さぬ」という。

そして、相手の動きに合わせて自分も動き、
少しの差を見て、勝機をつかむ、
という新陰流の極意「転(まぼろし)」を説く。

このマンガ「カムイ外伝」は1980年中ごろに書かれ、
話の時代設定は、江戸時代初期だから
1600年の初め〜中頃になる。

しかしである。
この柳生厳包のいうことは、
何と私たちが思うことと似ているのであろうか!

まさに、現代の経営やマーケティングで
言われていることと同じではないか!

だが、その後、柳生もカムイには、
敗れることになる。

カムイは、もっとすごい「転」の極意を身につけていたのか?
それとも、もっと違うものを持っていたのか?


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