高崎の文部科学省以外の放射線の数値を調べてみる
私の地元、高崎でも、文部科学省だけでなく、ほかにも、放射線を測定している機関や自分で放射線測定器を購入して測定している人がいました。
特に高崎には「国外での核兵器の地下爆発的実験によって大気中に漏れ出す極々微量の放射性核種の種類とその濃度を検出することを目的」とした財団法人日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センターの観測所があったのです。
そして、この機関は、最新で「高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況」(5月30日時点)を発表しています。
http://www.cpdnp.jp/pdf/110603Takasaki_report_May30.pdf
これによれば「この観測は人体への影響についての測定を目的とするものではなく、人体への影響については、高崎付近(前橋市)の放射線量の計測値が、文科省等の関連ホームページに掲載されておりますので、そちらをご参照願います」という前提ながら、「高崎観測所において3月12日から14日にかけて捕集された大気の測定値をCTBTO事務局が解析した結果、通常検出されない複数の粒子状放射性核種、即ち、セシウム(Cs)-134、136及び137、ヨウ素(I)-131〜133、ランタン(La)-140、テルル(Te)-129、129m及び132、テクネチウム(Tc)-99m、等が検知され、それらが非常に高い濃度を示した。」ということです。
この中から、よく取り上げられるセシウム、つまりCs-137を見てみると、3/15、3/20に、かなり高い数値を示しています。私には数字の妥当性の判断がつかないので、これ以上のコメントは差し控えますし、人体への影響はわかりませんが、放射性物質がかなりとんでいたことは確かのようですね。5/30時点では、数値は下がっています。
そのほか、高崎駅前に住んでいる個人の方で、放射線測定器を購入し、測定値を公表している方もいます。
・ブログ
http://ameblo.jp/takasakilive/
計測値は、私がアクセスした時点で、0.11マイクロシーベルト/ 時を示していました。サイトのコメントには、0.8から1.6マイクロシーベルト/ 時となっています。少し下がってきているのでしょうか?
0.11マイクロシーベルト/時でも、文部科学省の前橋の発表資料0.033マイクロシーベルト/時よりも高く、年間では963マイクロシーベルトになりますから、年間1ミリシーベルトにわずかに少ないということになりますね。これは誤差の範囲としてとらえればいいのでしょうか? 今でもかなり高い数値ということになるのでしょうか? こういう数値をどうとらえるかは難しいですね。
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