放射線の数値を調べてみる
放射線の数値は、子どものことを考えると、とても気になるという保護者は多いようですね。
特に、4月19日に文部科学省が、基準値を年間20ミリシーベルトに引き上げたことから、いろいろなところに波紋が広がりました。そして、また、年間1ミリシーベルトに戻すとか、目指すとか言っています。
ということは、基準値がどうであれ、実際に年間1ミリシーベルト以下であれば、問題ないということは言えそうです。
放射線量の単位は、「ミリシーベルト」と「マイクロシーベルト」が使われています。ここを勘違いしてしまうと、大きな間違いになりますから、慣れないうちはよく確認しておいたほうがよさそうです。ちなみに、1ミリシーベルトは1000マイクロシーベルトです。
で、まず最初に確認したいのは、自分の地区の放射線量です。以下のようなサイトで放射線量がわかります。
全国放射線量マップ - NAVER
http://www.naver.jp/radiation
全国放射線量マップβ版
http://radiation.goo.ne.jp/
どちらも、文部科学省の発表資料に基づき作成されたものです。
私の住んでいる高崎に一番に近いところでは、前橋で測定されています。測定時間 2011-06-07 09:00、数値は、0.033 マイクロシーベルト/毎時、換算289.08マイクロシーベルト/年、過去の平常値の範囲0.017〜0.049、となっていますから、年間1ミリシーベルトの1/3程度です。問題なさそうです。
隣の栃木県の宇都宮は、516.84マイクロシーベルト/年と前橋の約2倍近く、茨城の水戸では、832.20マイクロシーベルト/年となっています。やはり、原発に近づくにつれ、増えているようです。ただ、1ミリシーベルト以内です。
で、福島になると、14016.00マイクロシーベルト/年と、年間1ミリシーベルトを大きく超えています。14ミリシーベルトですから14倍です。
こういった数値をみるときに考慮しなければならないのは、測定の誤差でしょう。素人考えでも、測定場所の風通しのよさや、測定時の風向き、風の強さなどによって、数値は変わってきそうです。測定機器の精度もありますよね。そこまでは公表されていませんし、そもそも、どこまで厳密性を求められるかなどわかりません。自分の体温を測るときでさえ、測るたびに違うもの。放射能は、もっと微量なものです、誤差は必ずあるような気がします。
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