企画力を高める9−まず動き始め、そして突き動かす力を利用する
企画力とは何か? 企画力とは、世の中や人に対してプラスになることを考え、推進する力だと考える。そうだとすれば、それは、生命力、コミュニケーション力、情報力、直観力、洞察力、発想力、構想力、読書力、課題解決力、マーケティング力、創造力、企画書力、表現力、提案力、実行力、脳力などなど、いろいろな力の集合だといってよい。この前提で、企画力を高めるための考え方や実践について考えていきたい。
●まず動き始め、そして突き動かす力を利用する
毎日のように走っていても、走りはじめは大抵はきついが、だんだんとカラダが慣れてきて、気持ちよく走れてくる。電車はゆっくりと走り始めて、そのうち速く走る。習い事は時間をかけて少しずつ上達する。
商品にはライフサイクルがある。誕生、成長、成熟、衰退である。成長に必要なこと、それは誕生である。誕生なくして成長なし。
動き出すことが大切である。何かを始めることが重要である。ビジネスにとって始まりは、企画になる。
企画は、見に行く、使ってみる、話を聞く、本を読む、資料を集める、比べてみる、検索する、いろいろなことをやってみることから始まる。
集めた資料やデータは、検証する、分類する、整理する、形をととのえる、分析する、まとめる。
企画というのは、いろいろな行為の集合であるといえる。どの行為にも動きがあり、動き始めがある。
動き始めると、何かが変わる。人に話を聞くと、思いがけない情報が入ってくる。資料がたくさん集まり、分析することで、物事を構造的に見ることができる。
動き始めると、それを動かすような力が加わってくるのである。企画では、その力を利用する。
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