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2008年7月7日(月曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える109−なぜ、企画書にノンブル(ページ番号)をふるのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時26分29秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、企画書にノンブル(ページ番号)をふるのか?

他人と一緒に企画書を読むときの目印だからである。

<見方>
プレゼンテーションをしていると、それを聞く方にも、いろいろな聞き方があるのに気付く。企画書を渡しても、こちらが何か言うまで企画書を開かない人。企画書を渡すと、どんどん自分で見てしまう人。ぱらぱらとめくってみる人。プレゼンの内容や規模によっても異なるが、企画書を渡した時点で、人の反応は随分と違うものである。

プレゼンが始まってからも、いろいろな聞き方がある。こちらが次ページに行ってくださいと言う通りに聞いてくれる人。自分で、どんどんページをめくってしまう人。自分の持っている課題によって確認するように前後に行ったり来たりする人。静かに聞いている人。どんどん質問してくる人。そして、眠っている人。

プレゼンテーションというのは、相手が主役だから、こちらは相手のリズムに合わせる必要がある。こちらが次ページに行ってくださいという通りにしてくれる相手なら、自分のペースで行えばよい。しかし、相手が自分の好きなように企画書を見ていたら、それに合わせて、その見られているページについて説明する。

どちらにせよ、こういうときに、ノンブルは役立つ。次、3ページに行ってください。この5ページの何々のところは、8ページに詳しく書いてあります。というようにページ数を指定するだけで、話がスムースに運ぶ。ノンブルがないと、その何ページ前とか、最初から何ページと言って、ページをめくりながら数えないといけなくなる。

プレゼン時でなくても、プレゼン前に企画書について社内社外で内容を検討しているときも同じである。何ページでということを言えば、すぐに場所を特定でき、話がスムースに運ぶ。

ページ数が多くなると目次が必要になる。目次を作ると、全体構成がわかりやすくなり、目当てのページに飛びやすくなる。だから、目次というのはページの項目とノンブルがセットになったものである。たまに、ノンブルがないのに「目次」と書いているものがあるが、これは厳密に言うなら「目次」ではなく「構成」と書くべきなのである。

企画書におけるノンブルは、チルチルとミチルが森の中につけた目印である。


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