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2008年6月25日(水曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える104−なぜ、企画書は箇条書きが基本なのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時34分05秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、企画書は箇条書きが基本なのか?

馬の骨が書いた長い文章は、だれも読まないからである。

<見方>
どこの何物か素生がわからない人のことを「馬の骨」という。なぜ、人が馬の骨なのか? もともとは、「役に立たず大き過ぎ処分に困る」ことから転じて「大人であるが成長過程や職業がわからない」ということになり、今の意味になった(語源由来辞典)ということらしい。由来はわかっても人のことを馬の骨というのは、人のことを随分と貶めた言い方である。

企画書の場合、社内用企画書の場合は書いた人の名前を記入することも多い。しかし、社外向けの企画書の場合、名前を記入することはほとんどない。社外向け企画書の場合、多くは会社名、ときどきプラス部署名で提出される。

何がいいたいかといえば、社外向け企画書というのは、誰か書いたかわからない、つまり、馬の骨が書いたものなのである。例え名前が書いてあったとしても、だれも知らなければ、やはり馬の骨である。社外向け企画書には、そういう大前提がある。

このことは、提案される側は馬の骨が書いた企画書を読むことを意味する。提案を受ける側としては、自分が好きな作家や物書きの文章を読むならともかく、馬の骨が書いた文章など、あまり読みたくもない、というのが本音だろう。そもそも、文章自体を読むことがキライという人も多い。好きだけれども、そんなの読んでいる時間などない、という人もいる。馬の骨の企画書というのは、とてもつらい立場にあるのである。

それでも、提案される側は読んでくれる。しかし、読み始めると、文章が長い、A4横書きの企画書の幅いっぱいに、10ポイントの文字で書き連ねた一文が5行も書いてある。何が書いてあるんだろう、この意味は何だろう、ん、この前後の文章のつながりはおかしいぞ、うーん、結局何がいいたいのかわからない・・・。だから、企画書って読むのヤなんだよな。つまんないし。あ〜、読んで損した・・・。

馬の骨の文章は、わかりやすさが基本である。そのためには箇条書きにする。そして、1つの文には言いたいことは1つしか入れない。そして、箇条書きは、素直にとらえられる順番通りに並べる。

この簡単な基本を守るだけで、馬の骨の企画書はスムースに読まれるものになる。まずは、ここを目指す。だれが読んでも簡単にわかってもらい、だれもが極力同じようにとらえてくれるような企画書でなければ企画書としての完成度は低い。


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