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2008年5月21日(水曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える87−なぜ、筋肉は衰えるのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時45分59秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、筋肉は衰えるのか?

衰える筋肉によって、身体を理解できるようになるからである。

<見方>
筋肉は使わないと衰えるのは、だれでも知っている。しかし、40歳を過ぎると、筋肉を少しぐらい鍛えても強くならないが、これに気付くのは、40歳過ぎても運動している人だけである。だから、40歳過ぎても運動している人は、一流のプロ野球選手が、なぜ40歳前後で引退するのを自らの感覚で理解することができる。

この40歳前後における体力の衰えは、プロであれば引退という問題になる。しかし、体力のみで稼いでるわけではない一般人にとっては、どういう問題になるのだろうか。少しぐらいの筋力トレーニングでは、筋力を維持するぐらいがせいぜいという状況は、何を意味するのか。私は、“何か”を暗示しているような気がしてならない。

私の場合、この衰えについて自覚的になってから、カラダを動かすことを長期間継続して行えるようになった。もう、4、5年くらい、風邪や体調不良でやらないことはあるが、できる限り、ストレッチや軽い腕立てや腹筋を毎日やっている。というか、できている。

30代までは、続けても数か月とかで、数日やらないとやらなくなる、そしてまた思い出すとやり始める、そしてまたやらなくなるという繰り返しだった。これは、たぶん、カラダはいつでも鍛えられると思っていたからである。そう思うと、今する理由がない。毎日トレーニングしていて、自らの体力の増強を体感できると、自分はいつでも鍛えられると思うから、しなくなってしまうのである。

この無限とも思っていた体力が、有限というか、もう上がらないと実感できるのが40歳くらいである。年をとれば衰えるのは当たり前のことであるが、自分自身の問題となると、自分のカラダで衰えを実感しないと、衰えの自覚などできない。

で、40歳前後における衰えの意味であるが、これは、自分自身を把握することができるようになるということなのではないだろうか。限界が見える、わかることで、自分自身のことがわかる。この、何かがわかってしまうような感覚。

毎日カラダを動かすだけで、何かがわかるというような感覚がある。カラダを動かすことが、本来の目的であった体力をつけるという問題ではなく、自分自身の身体を理解するというところにでてきた。この感覚でカラダと付き合うようになったから、運動を長く続けられるようになったような気がする。


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