それに比べれば、大人しい感じもするが、
出版業界でも、着実にいろいろと変わっている。
そんな中で、
一般の人が本を出したいという希望をかなえてくれるビジネス、
つまり、出版プロデュースビジネス、
書籍コーディネートと言われるビジネスが、今おもしろい。
出版プロデュースビジネスは、自費出版と違い、
出版社の本として商業出版する本を、
出版社の外部にいて、
個人の企画からプロデュースするビジネスである。
新しいビジネスのやり方であるため、
最近、新聞でもこのビジネスが紹介されていた。
私も夏に「小さな会社の儲かるブログ活用術」という本を出したが、
この本の出し方も、この流れの中にある。
一般的には、本を出した経験者の私がいろいろ説明しても、
本を出すことなどできるものではない、と考えがちである。
こういう認識の人には、
私の本をコーディネートした有限会社インプルーブの小山氏の、
「少なくともみなさんが乗り越えた資格の試験よりは簡単です」
という言葉が、うまく説明できている。
ただ、実際本を出せるかどうかは、
なんともいえないというところが正直なところだ。
現在、私が知る限り、
出版プロデュースビジネス、
書籍コーディネートをやっているところは以下がある。
有限会社インプルーブ
http://www.imprve.com/
アップルシードエージェンシー
http://www.appleseed.co.jp/
企画のたまご屋さん
http://tamagoyasan.net/
ほんなる!
http://eliesbook.co.jp/honnaru/
それぞれ、やり方には特徴があるが、
一番インターネット的なやり方をやっているのが、
元アマゾンの土井さんがやられている「ほんなる!」であろう。
インターネット上で出版希望者が企画を提示し、
それを見た出版社が、よい企画を採用するというしくみだ。
そして、出版希望者は、このシステムを
1企画6ヶ月1万円で使用することができる。
サイトには「たった1万円で出版の夢が買える!」と書いてある。
ビジネス的におもしろそうだし、
システム的にも興味あるので、
私も少し前に登録してみた。
今のところの現状報告をすると、
出版社からの連絡もないし、
私の企画へのアクセス数も少ない。
出版社は、
あまりこのサイトにこないのだろうか?
それとも、私の企画タイトル、内容に
出版社の担当者がひっかからないのであろうか?
理由はわからない。
企画へのアクセス数はわかるのはいいのだが、
どの出版社が見たのかわかるともっといいだろう。
ともあれ、企画が採用されるまで、
6ヶ月の間、1ヶ月に1回は企画を代えてみよう。
それで、もし何かひっかかるようであれば、
まさに夢のシステムであることを証明できる。
本が売れない状況で、
出版社が本を出すことに神経質になっている一方で、
こうした出版プロデュースビジネスで、
一般の人でも、本を出すきっかけが増えている。
あなたは、こういう機会を生かしたいだろうか?
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