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2007年12月27日(木曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える50−なぜ、コミュニケーションは大切なのか?

カテゴリー: - hagiri @ 08時19分10秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、コミュニケーションが大切なのか?

コミュニケーションによりビジネスが始まるからである。

<見方>
広告や販促における受注産業においては、クライアントとなる企業をみるとき、大抵は大きな企業か小さな企業かで判断する。販促・宣伝費用は、企業の売上の5%と言われているから、当然のごとく、大きな企業は、そのかける費用が大きく、従ってそれが受注できれば受注企業の売上も大きくなる。しかし、その費用が大きければ、それを狙う企業も当然多くなるわけで、取り合い合戦が起こる。しかも、狙う受注側も、付き合いに足るそれなりの大きな企業である必要がある。

一方で、小さな企業は、そのかけられる費用も小さいので、それを受注する企業の規模も小さい。しかし、大きな企業が、小さな企業をねらうビジネスは存在する。たとえば、検索連動型広告などである。

一番少ないのが、小さな企業が大きな企業をねらうケースである。例えば、サイボウズのグループウェアであるが、これは狙ったものではなく、新市場を開発した結果である。

階級社会が言われているが、ビジネスにおいても、大小という階級が存在している。もちろん、人の上昇意識があるように、事業でもベンチャーから大企業へという流れはある。ある部分においては、階級は固定的ではなく、流動的である。

大枠はそのようにとらえられるとしても、私は、原則として大小という分類でビジネスを区分することはない。大小に関わらず仕事をする。そんな私でも、大きな企業と付き合いたくなる気持ちになることがある。それは、ビジネスの大小の問題ではなく、コミュニケーションの問題としてである。これこそが、階級社会が成立する源泉だと思う。

小さな企業の人のほうが、コミュニケーション能力が不足している人が多いのである。私の質問に対してきちんと答えてくれない。何をやりたいのかがわからない。しまいには、約束を守らない。嘘をつくという人までいる。嘘をつくという人はごくわずかで、これはコミュニケーション以前の、小学生の道徳レベルの問題なのであるが、実際にそういう人が、社長という地位にある人の中に、いるのである。

こういうときにこそ、下層はイヤだと思ってしまうのである。小さな企業は、社会をブレークスルーする可能性がある。その発端が、回りの人にきちんと説明し、人を巻き込むコミュニケーション能力であるはずである。それがないと、企画書さえ書き始められない。ビジネスは始まらないのである。


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