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2007年11月30日(金曜日)

企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える33−なぜ、カラー企画書をモノクロの目で見る必要があるのか?

カテゴリー: - hagiri @ 07時28分41秒

それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。

●なぜ、カラー企画書をモノクロの目で見る必要があるのか?

カラー企画書でも、クライアントはモノクロコピーして使うからである。

<見方>
カラー企画書、図解企画書全盛の時代である。より、企画そのものを構造的、立体的に見せることができるようになった。それに、今なら、プロジェクターでの使用を見越して動かしたり、自動的にプレゼンするような音声を入れることもできる。プレゼンテーションツールの進化は、すごいものである。

しかし、印刷した企画書を、クライアントに渡す場合、忘れてはならないことがある。昔から言われていることだが、「企画書は一人歩きする」ということである。これは、昔も今も変わらない。「企画書は一人歩きする」とは、クライアントの担当者に渡した企画書は、モノクロコピーされて、上司や部下、他部署の人などに伝言ゲーム的に渡っていくことを意味している。

このとき問題になるのが、コピー元になるカラー企画書が、見やすくモノクロコピーができるかどうかということである。どんなにカラー企画書がすばらしくても、モノクロコピーして、その内容や構造の説明に支障がでるようならばアウトである。クライアントの社内でモノクロコピーされて、その内容がきちんと書面になっていないために、結局、企画が通らないということになりかねない。

つまり、すばらしいカラー企画書は、モノクロコピーしてもすばらしいモノクロ企画書でなければならない。それには、カラー企画書を見ながら、モノクロコピーしたらどうなるかを見る目が必要である。

猫の目には、色が見えないという。企画書を書く場合には、意識的にこの猫の目で、企画書を見直す必要がある。といっても、それほど難しいことはない。わからなればモノクロコピーして試せばよいが、そんなことを数回も繰り返せばわかるようになる。

あと、最近は、パソコンからプリントする場合、モノクロ印刷でも、グレースケール印刷と単純白黒印刷がある。クライアントにカラー企画書ファイルそのものを渡す場合、この両者で印刷する場合の出力イメージも考慮したほうがよい。


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