企画・企画書のヒント−“なぜ”から考える4−なぜ、マラソンの高橋尚子は、中距離選手からマラソン選手になったのか?
それは“なぜ”なのか、理由がわかることで、見えてくることがある。
あたりまえと思っていることでも、“なぜ”当たり前なのかはわからないことがある。
そんな“なぜ”を、日常の世界から探し、考えることで、企画や企画書づくりのヒントにしようというのが、このシリーズの趣旨。
しかし、この、“なぜ”のその探究には、著者なりの主観や直観、推測、憶測、感覚、本能、そして何よりも企画マンとしての資質が含まれている。
なので、読者の方は、ここに書かれていることを簡単に信じないで、自分なりにとらえ、解釈、思考、分析してから、自分の意見として採用するように。
●なぜ、マラソンの高橋尚子は、中距離選手からマラソン選手になったのか?
指導者から言われたことに、素直に従ったからである。
<見方>
学生時代から実業団まで、陸上選手としての高橋尚子は、ずっと中距離選手だったし、小出監督門下に入った当初も、中距離選手だった。
それが、あるとき小出監督から、マラソンを練習するように言われる。
高橋自身は、自分ではマラソン選手になろうなどとは思ったこともなかったが、根っから素直である高橋は、素直にマラソンに転向してしまう。
このとき、小出監督は、高橋のマラソンでの潜在能力を見抜いていた。
なおかつ、監督はその能力を磨き、見事に開花させ、日本女子陸上で初のオリンピック優勝の偉業を成し遂げてしまうのは周知の事実である。
自分で自分の能力を見抜くのは難しいが、経験のある人、見識のある人、人を見る能力のある人は、自分以上に自分のことを理解してしまう可能性がある。
そういう人の言うことを素直に聞くのも、能力の1つである。
自分の企画は自分で決めるだけでなく、人から与えられた課題や問題に対してこそ自分の企画能力で対応していく。
それによって、深く考える力、解決能力を高め、対応できる範囲を広げることができる。
奇をてらいがちな企画であるが、素直さが大切なときがある。
なお、高橋のマラソン転向の経緯などについては、高橋尚子著『夢はかなう』や小出監督の著書などに詳しい。
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