企画・企画書用語集125−コアコンピタンス
この企画・企画書用語集は、
企画・企画書に関係する用語を、筆者が任意にピックアップして解説していきます。
筆者の経験と知識による解釈です。
日本語表記の正確さ、言葉の言い回しのうまさについては、自信ありません。
間違いなどありましたら、ご指摘ください。
ただ、言いたいことは説明しているつもりです。
●コアコンピタンス
コアコンピタンス(Core Competency)とは、企業が競合他社に打ち勝つための、核(Core)となる能力(Competency)のこと。
G・ハメルとC・K・プラハラードが書いた著書『コア・コンピタンス経営』から広まった言葉。
コアコンピタンスは、利益至上主義や現状分析的アプローチとは一線を画し、自社の強みを明らかにし、その強みを組織として学習して、未来の事業展開を行おうとする戦略思考の枠組みである。
時間軸だけでなく、空間軸としての事業展開や多角化も、投資額や事業リスクをおさえた上で、成功の可能性が高めることができる。
上記著書の中で採り上げられている具体例は、ホンダのエンジン技術、ソニーの小型化技術などであるが、大企業だけでなく、中小企業や個人ビジネスにおいても対応できるフレームワークである。
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