『ネクスト・マーケット−「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略』C.K.プラハラード著を読む
BOPとは、ボトム・オブ・ピラミッド、
つまり、1日2ドル未満で生活する
経済ピラミッドの底辺にいる人たちのことである。
この本によると、BOPは世界に40〜50億人いる。
このBOPを対象とするビジネス展開が、
どうすれば可能であるかを説明するのが本書である。
内容は、大きく2パートにわかれる。
パート1は、知られざる経済市場で、
経済ピラミッドの底辺に眠る巨大市場、
BOP市場におけるイノベーション、
世界規模のビジネスチャンス、
富を創造する経済エコシステム、
市場を機能させる条件、
社会を変革する経済開発、
である。
パート2は、ケース・スタディで、
ローン、塩、義足、銀行、医療など、
12のビジネス事例が紹介されている。
考え方としては、訳者まえがきにある
日本でも戦後、ホンダの50CCの一馬力エンジンや、
ソニーのラジオの修理や改造サービスは、
BOP市場向けだった、というのはわかりやすい。
世界の貧困は、
その国の制度がまねくという要因もあるが、
それでも、ビジネス的な展開により、
世界の人々が救われるというプランが、
きちんと描かれている。
単なるお金儲けではない
ビジネスの大きな価値が、
あぶりだされている。
★5つ ★★★★★
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