企画・企画書用語集97−帰納法
この企画・企画書用語集は、
企画・企画書に関係する用語を、筆者が任意にピックアップして解説していきます。
筆者の経験と知識による解釈です。
日本語表記の正確さ、言葉の言い回しのうまさについては、自信ありません。
間違いなどありましたら、ご指摘ください。
ただ、言いたいことは説明しているつもりです。
●帰納法
帰納(きのう)法とは、複数の具体的な事例を観察して、結論を導く思考法のこと。
例えば、「お金持ち向けの賃貸マンション」「上流層向けの家事サービス」「超高級エステ」などのビジネスが登場してくるのを見て、「上流層向けのビジネスが増えている」という結論を導く。
あるいは、街行く人のファンションを写真におさめて、現在のトレンドやモードを抽出する。
調査報告書や企画書における現状分析において、よく行われる手法である。
具体的な事例を見ていくことで、結論の説得力を高めることをねらう。
帰納法と比較される思考法に、一般的な原則から個別的な結論を導く演繹法がある。
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