企画・企画書用語集96−演繹法
この企画・企画書用語集は、
企画・企画書に関係する用語を、筆者が任意にピックアップして解説していきます。
筆者の経験と知識による解釈です。
日本語表記の正確さ、言葉の言い回しのうまさについては、自信ありません。
間違いなどありましたら、ご指摘ください。
ただ、言いたいことは説明しているつもりです。
●演繹法
演繹(えんえき)法とは、一般的な原則から、個別的な結論を導く思考法のこと。
例えば、「企画とは、人にプラスになることを考えることである」という一般的な原則から、「この商品開発では、企画が重要である」という個別の原則をとおして、「この商品開発では、人にプラスになることをどう考えるかである」という個別の結論に導く。
このように思考のプロセスが三段階を経ているため、三段論法ともいわれる。
論理的な思考形式であるが、注意点としては、思考全体の前提となる最初の一般的な原則において信頼性の有無が問題になること。
一般的な原則に信頼性がないと導き出す結論には意味がなくなる。
演繹法と比較される思考法に、事例から結論を導く帰納法がある。
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