『人類進化の700万年−書き換えられる「ヒトの起源」』三井誠著を読む
人類の起源の話を、
最先端の動向をまじえながら、
わかりやすく説明する本。
久しぶりに、このテの本を読んだので、
とても楽しく読めた。
興味深い話がたくさんあった。
一部を、適当に紹介してみよう。
人間の脳が大きくなったのは、
あごの骨が小さくなったからである。
現生人類の脳は、体重の2%なのに、
消費エネルギーは、全体の25%にも及び、
安定した栄養を取りつづけないといけない。
それを可能にしたのが肉食である。
そして、この肉食は、人類発祥の地である
常夏で植物が豊富なアフリカから出ることを可能にした。
人類の祖先は、
約20年前に生きていた
一人のアフリカ女性に行きつく。
人類の進化は、
人間だけに特有の遺伝子ではなく、
ほかの動物ももつ遺伝子が働かなくなったり、
微調整が加わったことによる。
たとえば、人間には、
ビタミンCを体内で作る遺伝子は機能しない。
それは、食物を食べることによって、
この機能が必要がなくなったからだ。
苦味を感じる能力もなくなってきている。
それは、味覚で危険を察知するよりも、
情報や視覚で判断できるからである。
人の進化は、退化と無縁ではない。
このような、示唆に富む話がある。
古代におこってきた出来事は、
決して、過去のことではなく、
今の自分自身に大きく影響している。
#読書時間 3時間
★4つ ★★★★☆
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