『人は見た目が9割』竹内一郎著を読む
本の中でも言っているが、一言でいえば、
「ノンバーバル・コミュニケーション(言語以外の伝達)」の本。
私が読むと、
内容は忘れてしまったが、
『しぐさの日本文化』という本を思い出すし、
それに、マンガや演劇の表現論、
異文化間コミュニケーションや文化人類学、
社会心理学などの多様な要素が混じっているように思う。
著者は、演劇、マンガに
たずさわっているだけあって、
この両分野における、
人の描き方や人の動作に関する意味を
読み取ることに長けている。
実際、いろいろな興味深い事例が、
紹介されているが、
それらは実際、自らの創作活動に
活かしているというわけである。
そうした事例の中に、
例えば、役者は、
稽古のときでは着なかった
看護婦や医者の格好をするだけで、
それらしくなってしまうという話がある。
格好が人格を作るのである。
同じように、動作も人格を作る。
これは役者でなくても、
女性の化粧などの例を見れば、
一般の人にも簡単にあてはまることである。
この本を読むと、
人は見た目で判断するという話よりも、
「なになにらしさ」というのは、
自分で作っていくものである、
ということを言っているように感じる。
そして、この本を読んで
見逃してはいけないのは、
残りの1割の部分。
いくら見た目が大切といっても、
格好や動作やしぐさを合わせたものが9割であって、
1割は言語コミュニケーションが占めるのである。
#読書時間 2時間
★4つ ★★★★☆
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