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2006年11月25日(土曜日)

『「儲かる仕組み」をつくりなさい−落ちこぼれ企業が「勝ち残る」ために 』小山昇著

カテゴリー: - hagiri @ 08時43分43秒

この本は、すごい本である。

それは、人の本質を確実に見つめ、
そのマイナス面をカバーした上で、
さらに大きなプラスを生み出すような、
仕組みを創造する、
意志と実行力をもつ経営者が書いた、
その実践本だからである。

さすが、中小企業のカリスマ社長である。

人は、なまけものであり、
いつもラクをしたい、サボりたいと考えながら、
それでも高い給料を欲しがるという
まことに、つじつまの合わない愚かな存在である。

あまり優秀でない社員が集まる
中小企業の経営者は、
こういった事実を、
きちんととらえる必要がある。

ただ、愚かさを認めるだけではダメで、
命令したり、やらせたりするだけでもダメで、
それを仕組みでカバーするのである。

ITツールを使いこなすのも、
基本はそうである。

いろいろなところで罰金を課すのは、
愚かさを認めた上でのしくみであるからこそ、
効果を発揮するのである。

こうした中で、重視されるのは、
とにかくやること、量である。

量は、質を作る。

こうやって、実行し、失敗し、
社内でのコミュニケーションを活性化することで、
人は育ち、会社が成長していく。

その土台にあるのが仕組みでなんである。

この仕組み経営をやってきたために、
著者の会社は、着実に成長をとげてきた。

いろいろな賞もいただいた。

そして、本の最後には、
わが社の最高の商品は社員であるという。

そこに見られるのは、
まさに人の経営なんである。

すばらしいですね。

しかしである。

あえて、
少しだけいちゃもんをつけてみよう。

いろいろな仕組みは、
人によっては、見透かされているような気がして、
逆にやる気をなくすように作用することがある。

仕組み経営の下では
能力を発揮できない人というのは、
確実にいるのである。

#読書時間 2.5時間
★5つ ★★★★★


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