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2006年10月28日(土曜日)

『安藤百福語録−無から有を生む発想巨人』ソニーマガジンビジネスブック編集部編を読む

カテゴリー: - hagiri @ 08時35分50秒

ご存知でない方に説明すると、
安藤百福は、日清食品の創業者、
世界初のインスタントラーメンである
チキンラーメンを創った人である。

その世界的な功績もすごいが、
現在96歳?で、まだ元気なご様子もすごい。

その安藤百福の
まさに「執念」のビジネスを綴ったのが、
本書である。

もともと、実業家の家で育った安藤は、
なるべくように、
実業家として身をたてていく。

22歳にして起業し、
繊維などいくつかのビジネスを成功させるが、
40代になると実業家として名前は知れ渡っていた。

そんなときに、畑違いであったが、
頼まれた信用組合の理事長におさまる。

しかし、これが、あえなく倒産してしまう。

ほとんど財産を失った安藤は、
自宅に研究所を作り、
まだ、この世に存在しない
インスタントラーメンの研究を始める。

それは、365日毎日、
いろいろなことを発想しては、試すという、
まさに試行錯誤の連続であった。

そしてついにチキンラーメンが完成する。
安藤、ときに48歳。

ところが、チキンラーメンは、
流通での評判が悪かった。

しかし、消費者に圧倒的に受けて、
その後わずか1年で600万食を販売する。

そして、その後も爆発的に売り上げを伸ばし
できないといわれた
カップヌードルも成功させる。

失敗の話もある。
ごはんのインスタント化を行ったことである。

このような話の中で、
安藤の執念のビジネスが、
語られていくのである。

これらを読んでいると、
戦時下において、食の大切さを痛感し、
また、現在という時代の食のあり方を考えながら、
食を天職とする安藤の、
そのかける思いや執念が
とてつもなく大きいものであることが伝わってくる。

ビジネスとは、仕事とは、企業とは、
そういう根本的なところで大切なことは何か、
そんなことを考えさせられる本になっている。

#読書時間 3時間
★5つ ★★★★★


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