『〈いい子〉じゃなきゃいけないの?』香山リカ著を読む
<いい子>であることの
問題を説明する本。
親子関係は難しい。
親は子どもに対して、
<いい子>であることを求めていたり、
求めがちになるし、
子どもの側も親に対して、
<いい子>である期待に応えようとする。
しかし、問題がおこると、
親は<ありのまま>でいいというが、
決して<いい子>という考え方から逃れられるわけではないし、
子どもにとっても、同様である。
その背景には、
親はいろいろ大変なので、
せめて子育てにはラクしたいという願望があったりする。
逆に、「いい子すぎるのが問題だ」という親もいるそうだ。
<いい子>問題は、
親子関係の中でも、かなり根深い問題というか、
なかなか逃れられない幻想なんである。
こうした中で、
著者は<いい子>をやめることをすすめる。
もっと、素直な関係を築くべきであるという。
ダメでも、できが悪くても、
親は子どもを見捨てるわけはないんである。
だから、<いい子>である必要などない。
<いい子>というテーマは、
自分の問題として考えやすい
とっても身近な問題である。
私も自分の親から、よく言われたし、
そして自分の子どもに対しても、
よく使ってしまう。
こうした中で、わが娘たちは、
言葉遣い、態度や行動など、
全然いい子でないことがよくあるのだが、
これは、これでいいことなのだろうか、
とこの本を読んで思ってしまったのである。
#読書時間 2時間
★3つ ★★★☆☆
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