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2006年10月3日(火曜日)

自著『世界一わかりやすいWebマーケティングの本』未使用原稿9−「ナレッジサイト」

カテゴリー: - hagiri @ 07時28分51秒

『世界一わかりやすいWebマーケティングの本』で、
ページ数の関係で、
Webマーケティング視点から見た重要性の順序から、
使用しなかった原稿を紹介しています。

本書の目次については、以下をご覧ください。
http://relation-m.com/modules/wordpress/index.php?p=472

■社内にも使いたいWebインフラ「ナレッジサイト」

社内の情報・知識共有を促進するナレッジサイト
ナレッジサイトの目的

 Web技術を活用した社内インフラである「ナレッジサイト」も、Webマーケティング周辺の知識としてとらえておきたいところです。Webマーケティングを展開するための、社内的な情報と知識共有の場としての「ナレッジサイト」というとらえ方もできます。
「ナレッジ」とは、Knowledgeつまり「知識」のことで、「ナレッジサイト」は知識サイトのことです。Webはコミュニケーション機能に優れているので、社内コミュニケーションにおいてもWebインフラを活用して知識を共有していこうというものです。

▼▼▼ナレッジサイトの目的

 ナレッジサイトの目的は、会社としてのさまざまな情報やデータ、知識、知恵を共有して、組織としての力をアップすることです。それは、社員がもつべき基本的な情報や成功事例、失敗事例を共有し、社員みんなのノウハウとして蓄積していくことです。そうはいっても、実際には、それほど簡単に、スムースに情報共有ができ、組織の力がアップするものではありません。
 ナレッジサイトは「鍋」に例えるとわかりやすいかもしれません。鍋には、いろんな具材、つまり、肉、魚介、野菜、練り物など自分の好きなものを入れて、煮込んでいきます。そして、煮えたら各具材をみんなで食し、最後、エキスのつまったダシ汁で雑炊を作り、みんなで「うまい」「最高だね」といいながら食べます。
 ナレッジサイトも同じように、いろいろな具、つまり、情報やデータ、知識を入れていくのです。そうして、情報やデータ、知識を社員が各人の業務で食していきます。そして、最後の出し汁で作ったうまい雑炊こそが、その会社の「知恵」であり、その「知恵」こそが会社としての「組織知」となるなのです。

▼▼▼「形式知」と「暗黙知」

 組織が持っている知識には、「形式知」と「暗黙知」があるといいます。「形式知」とは、言葉などによって明確に表現できる知識のことです。「暗黙知」とは、言葉などによって表現できない、例えば職人の勘や職人が持っている技術のようなものです。
 ナレッジサイトにおいては、Web上に文書や資料、企画書などをデータとして保存して、だれもが見ることができるので、この「形式知」を共有することは得意です。課題は、「暗黙知」です。この「暗黙知」も可能な限り「形式知」にしていき、文書化、図式化して共有化していきたい、という目論見がナレッジサイトにはあるのです。
 その点で、現在注目されているのが、社内ブログや社内SNSです。社員が自由にブログやSNSで、業務や仕事に関する日記を付けていき、コメント機能などを使って、自然にコミュニケーションしながら、「暗黙知」としての知識やノウハウを引き出し、発見していくというやり方です。
 イメージとしては、きちんと会議をして議事を進めていくのが「形式知」だとしたら、居酒屋とか喫煙ルームで、さりげなく仕事の話をしているときに、よいアイデアがでてきたというのが「暗黙知」の展開です。
 ナレッジサイトでは、この「形式知」と「暗黙知」をうまく合わせて運用することが求められます。こうして、組織が持っている場の創造力をどれだけ発揮できるがナレッジサイトの意義になってくるのです。

▼▼▼ナレッジサイトは、Webのコミュニケーション技術を活用する

 それでは、ナレッジサイトにはどのような機能が求められるのでしょうか。情報収集機能、資料・データの閲覧、ダウンロード機能、わからないことをだれかに質問できるフォーラム機能、社内情報を発信できるニュース機能などです。
 そして、いまならブログやSNS機能などを使うことができます。

▼▼▼どういったツールを使うか?

 ナレッジサイトを作成するためには、以下のようなやり方やツールがあるでしょう。
・一からオリジナルで作成
 自社のナレッジサイトに必要なコンテンツと機能を抽出して、システム会社やWebソリューションの会社などに発注しながら、一から作成していきます。自社に最適なコンテンツ構成と機能をもつナレッジサイトを作成できます。
・オープンソースソフトなどを活用する
 必要なコンテンツと機能に合わせて、ブログやCMS、SNSなどのオープンソースソフトをベースとしたサイト構築を行います。低コストで、スピーディーな導入が可能です。
・ASPサービスを使う
 社内サイト専用のASPサービスや、イントラブログ、SNSのASPサービスなどを使用していきます。提供されている標準的な機能を使っていくことになりますが、低コストで、スピーディーな導入ができ、そしてメンテナンスも必要ありません。
 このように現在、社内ナレッジサイトを導入することは、いろいろな方法がありますが、簡単で、低コストでできる方法が増えていることは注目しておきたいところです。

■ネット上でのご購入
以下のサイトからご購入いただけます。

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