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2006年7月15日(土曜日)

『「みんなの意見」は案外正しい』ジェームズ・スロウィッキー著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 08時40分51秒

この本は、優れた個人より、
凡庸な個人が集まり、その中で、
個人の多様性や独立性が保証されれば、
すぐれた判断ができるということを、
これでもかと証明しようとする。

わかりやすい言葉であらわすとしたら、
「集合知」のことである。

その根底には、
「平均的とは凡庸であることを意味する。
だが、意思決定の際には優秀であることにつながる」
という見方がある。

わかりやすい説明の仕方としては、ボートの話で、
8人のタイミングと力の入れ方が完璧だと、
1人で漕いでいるような
一体感が生まれるという話があった。

あと、科学者の話。
科学者は、この科学の世界がもつ
暗黙の知識を前提としているということ。
そして、だれかと競争しながらも
相手をある意味信頼しつつ、
自分の領域を位置付けること。
あと、だれかと共同で行う科学者のほうが、
すぐれた実績を残しやすいなどである。

そのほか、アメフト、企業、株式など、
あらゆるシーンでの集合知のあり方が検証されていく。

著者は、こういった集合知の
すぐれたところをこれほど取り上げるのは、
ビジネスに大成功した実業家個人の
いきすぎたヒーロー視にあるようだ。

組織内において独断的なことを行う、
経営者なども「集合知」を
うまく活用できない存在として扱われる。

この本は、
単に集合知は優れていることだけでなく、
そこの参加する個人が重要である、
ということを言っているのだろう。

★3つ ★★☆☆☆


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