検索

高度な検索
オンライン状況
23 人のユーザが現在オンラインです。 (12 人のユーザが WordPress を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 23

もっと...
カウンター
今日 : 43
昨日 : 51
総計 : 865230

<< 研修出版「仕事とパソコン」にビジネスブログ記事を執筆
『メルロ=ポンティ入門』船木亨著を読む >>

2006年5月13日(土曜日)

関心空間リニューアルを少しだけ考えてみる

カテゴリー: - hagiri @ 10時59分47秒

自分の関心のある商品やサービスをキーワードとして登録し、
関連するキーワード同士をつなげるサービス「関心空間」が、
リニューアルしている。

#関心空間
http://www.kanshin.com/

「リニューアルしている」と言ったのは、
先日、見え方が変わり、
夏に向けて機能的なリニューアルがある
ということであるらしいからである。

このリニューアルは実際、何を目指すのかわからないが、
今、現在のネット界隈の状況を見ながら、
関心空間の意義を私なりの視点から、少しだけ考えてみよう。

2001年の夏にオープンした関心空間は、
自動化された登録システムとともに、
キーワード同士をつなげる
そのつながり機能が画期的であった。

ブログ的な機能を先取りしながら、
つなげる機能は、ブログのトラックバック機能よりも、
現在においても、いまだ高機能でさえある。

ブログとの対比で言うならば、
ブログは、個人的なテーマを書いていけばよく、
その運営は、とても気楽にできるものだが、
関心空間においては、
商品やサービスをキーワードとして
登録しなければならないことが登録する人にあるモノを要求する。

これが、関心空間というコミュニティの特長であり、
このことが、他サービスとの違いを際立たせている、といえる。

今なら、関心空間で日記も書けるが、
この機能は、ユーザーにとって
使いやすいサービスになってはいるものの、
これ自体は、関心空間の特長を際立たせるもの
となっているわけではない。

では、ここで私なりの視点として、
マーケティング概念である
「経験価値」という点から関心空間を見てみよう。

関心空間における、商品やサービスをキーワードとして登録することは、
ほとんどの場合、ユーザーの「経験価値」のことになっている。

つまり、どこで買ったとか、いつ使った、使ってどういう感想だったとか、
商品、サービスの「経験価値」そのものを登録することになる。

この「経験価値」を言語化することの、
ある程度の難易度の高さが、関心空間の特長である。

つまり、ブログなら、今日は、どこで、何を買ってと、
日記のように自然に書いていけばいいのだが、
関心空間では、商品やサービスを
価値化しなければならない作業が必要なのである。

もっと言うと、ブログはユーザーが頭に浮かんだことを、
順番に書いていけばいいのだが、
関心空間では、その巧拙は別にしても
販促やマーケティング的な視点から
商品やサービスを説明されることが要求されるということなのである。

このように、ユーザーに商品やサービスを価値化させつつ、
他キーワードとつなげることによって
その価値の他人との違いを楽しませてくれるというのが関心空間である。

私からすると、関心空間は経験価値マーケティング空間である、
それも他人と差異化していく経験価値マーケティング空間である、
ということなのである。

リニューアルは、
この差異化する経験価値マーケティング空間としての
関心空間をどうするか、
という視点を持つべきであると思うのが、
実際は、どうなるのであろうか?


企画書・提案書作成代行サービス

入札企画書・入札提案書作成サービス

パワポチラシ・DM作成サービス

<< 研修出版「仕事とパソコン」にビジネスブログ記事を執筆
『メルロ=ポンティ入門』船木亨著を読む >>

29 queries. 0.031 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress

代表ハギリのBlog
Blogカテゴリー
Blogアーカイブ
Blog検索