情報は、どのようにしてヒントになるのか?
情報は、自分のポジションから、
それなりにとらえられたときに、
ビジネスのきっかけになる。
それができるかどうかは、
ある情報が、自分のビジネスに関係しているか、
そして、実際に自分のビジネスに、
新しい視点を提供したり、さらにステップアップできたり、
思いがけない変換をもたらしたり、
そのような観点で、ある情報を眺め、
感じることができるかであろう。
例えば、少し前にユニクロは、
あるホテルチェーンに、期間限定キャンペーンとして、
「ご宿泊の方にバスローブプレゼント」
というキャンペーンを提供していた。
このニュースは、私には、
いくつかのヒントを提供しているように感じた。
それを文章化してみると以下のようになる。
・まず、1つ目
ユニクロは一般ユーザー向け商品として、
「バスローブ」を売っていないので、
業務用市場を狙っていること。
#ちなみに私は、このニュースを見て初めて
ユニクロには業務ルート商品があることを知った。
業務用市場へのユニクロの浸透は、
どの程度かわからないが。
・そして、2つ目
バスローブという商品ジャンルから見て
ホテルルートというチャネルを狙っていること。
#バスローブという商品とホテルチャネルの
マッチングのよさを感じる。
・さらに3つ目
そのため、ホテルに対しては、
ユーザー向けのプレゼントキャンペーンを提供し、
ホテルの取り扱い促進を狙おうとしていること
#こういうバスローブという商品を
ホテルが宿泊客にプレゼントするというキャンペーンは、
初めて聞いた。
・4つ目
この、目新しいキャンペーンをマスコミに取り上げてもらうことで、
ユニクロ製品の質のよさを一般ユーザーにも訴求できること。
#いわば、プロモーションの戦略性の高さを感じる。
このようなヒントを提供する、
ニュースになっている。
大手メーカーのマーケティング担当者なら、
このような「販売チャネル開発」のテーマで、
いつも、あらゆるルートを考えているだろうが、
ここまで仕掛けているとヒントになるだろうし、
中小メーカーであれば、このようなやり方は、
とてもヒントになるはずである。
といっても、このニュースがヒントとなるかどうかは、
最初に言ったように、
この情報を、読んだ本人がどう読むか、感じるか、
にかかってくる。
ただ、このニュースがなければ、
それ以前のヒントとなる情報さえないことになる。
ヒントとなるかもしれない情報を蓄積するだけでも、
情報を探す意義はある。
だから、まずRSSを使用した情報収集と
チェックだけでも、行う価値はある。
弊社が提供する
企業内販促ポータルサイト「販促XOOPSクラブ」構築・運営サービスは、
まず、この情報を集めることを、第一のステップと考えている。
リリース↓
http://relation-m.com/modules/news/article.php?storyid=1
デモサイト↓
にこにこ社・販促クラブ
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説明ページ↓
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