他人の書いた企画書でプレゼンできますか?
プロデューサーやディレクターであれば、
そのプロジェクトの内容は理解しているはずなので、
本来ならばプランナーの書いた企画書であっても、
自分でプレゼンできるはずです。
私が書いた企画書でプレゼンをする場合、
もちろんほとんどのケースでは私がプレしますが、
たまにはフォロー役に回ることがあります。
そうした場合、大抵感じるのが、
やっぱり自分でプレするほうがいいな、
というコトです。
その理由は、
決して私のほうがプレが上手ということではなく、
書いたコト以外に、背景にある考え方があったり、
プランのバリーエーションがあったり、
というようなことがあるからです。
しかしながら、適切なプレゼンターは、
書いた人に優位性はあるものの、
ごくまれに、私が書いた以上のコトを付加して、
私がやる以上に、
うまくプレしてしまう人がいます。
とあるIT系の有名コンサルの方が、
私の企画書でプレしたときがまさにそれで、
さすがだな〜、やっぱりすごいんだな、
なんて感心してしまったことも実際ありました。
実は、これはプレだけの話ではなくて、
例えばイラストレーターが自分で思った以上に、
書いたイラストをデザイナーがうまく使ってくれたとか、
ということと同じことです。
もっとわかりやすく言えば、
料理人が素材を活かした料理を作るとか。
他人を活かす仕事の仕方、
これをできる人こそが、
プロフェッショナルな人なのかもしれません。
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