自分にとって“天職”はあるのか?
「天職発見」という文字を、
就職支援セミナーのタイトルに見出すことはよくありますが、
実際、自分がやっている仕事を“天職”だと思って、
やっている人はどのくらいいるのでしょうか?
作家の島田雅彦は日経新聞の連載で、
30歳の頃、転職しようと思ったことがあると言っていますし、
振付師のラッキー池田も、何度もやめようと思った、
と言っていたのを聞いたことがあります。
既にその業界において、
それなりの名声を得ていて、
一般的には天職の仕事をしていると思われている人でさえ、
自分の職を変えようと思うのですから、
ごく一般的な人が自分が今やっている仕事を天職だと思わない、
と思うのも当然のことなのかもしれません。
「隣の芝生は青い」でしたっけ?
しかしながら、
同じ仕事をやるにしても、
この道10年の人が、多少手を抜いた結果と、
1、2年しかやっていない若造が、どんなにか頑張ってやった結果でも、
やはり格段の差が出てしまうものでしょう。
また、10年もやったあとに、
違う仕事に転職してみたとしても、
肌にしみついた自分のノウハウや技術は、
やはり、前の仕事が自分には合っている、
と思うものです。
このように考えますと、
天職とは、自分に合っている仕事ではなく、
やった時間の経過とともに、
自分が取り組むべき、あるいは取り込まれるべき、
仕事との関係性によって成り立つもの、
と言えるのかもしれません。
いわば、天職とは、自分で獲得するもの、
あるいは獲得されつつあるもの、でしょうか。
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自分にとっての自分がやるビジネスの必然性 >>
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