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2010年12月10日(金曜日)

著者としての電子出版

カテゴリー: - hagiri @ 06時27分38秒

■自己実現としての本

「マズローの欲求段階説」はご存知ですよね? 人間の欲求には5段階あって、人間の欲求はより高次のものに向かうっていう理論です。5段階は低次のものから、生理的欲求、安全の欲求、所属と愛の欲求、承認の欲求、自己実現の欲求の5つです。

本を出そうなんていう考えを持っている人は、一番高次の次元である「自己実現の欲求」に基づいてことをなそうとしている人ということになります。

■紙の本を出すのは簡単か難しいか?

しかし、紙の本を出すのは結構難しいものです。たくさん活動したけど挫折されている方も多いようです。さらに、売れる本、増刷できる本を出すのはもっと難しい。ある編集者は、増刷される本は、出版された本10冊のうち1冊と言ってました。

ところが、矛盾することをいいますが、一概に「難しい」とも言えなかったりもします。本の企画がとおるときは話がポンポンと決まっていくものです。本を出版することの不思議さというか、世の中のしくみはこんなものというか、うまくいくときはうまくいくものだというか、自分のことでないような感じがするというか、さまざまな感覚が入り交じりったりします。ただ、本を出すためには、あきらめないことも必要です。こうして、私は4冊本を出すことができました。

リアルの本が出せるかどうかは、いろいろな要因や条件が影響します。企画内容、世の中のトレンド、著者が書けそうか、そして売れそうかどうかなどなど。そういった要因や条件が、いくつか揃ったときに、出版が決まります。

というのは名目で、本当は、編集者の力が強ければ編集者が出したい本と思うかどうか、出版社の編集会議の力が強ければ編集会議でGOのサインがでるかどうかということだけです。つまり、出版社がその本を出したいかどうかだけです。企画が少しくらい悪くても、著者が文章がヘタでも、本にインパクトがなくてもいいんです。出版社が出したいと思い、出すという決定をしてくれる本ならば、それでいいんです。それがすべてです。

本を書くのを難しくしているのはお金の問題もあります。1冊本を出すには、初版5,000冊ぐらい刷って、300万円ほどかかるといわれています。いってみれば、本を出すというのは、出版社が自分に300万円ほど投資するということです。そう考えると、出版は簡単には決まらないことも納得できるかもしれません。

■リアルの本は、出版社が主導する

実際に本を出せることが決まっても、なかなか著者の思うとおりには、進まないものです。それは、出版社が出したい本を著者が書くことになるからです。力のある著者、絶対売れる本を書ける著者なら、自分の思うとおりの本を書けるかもしれません。しかし、多くの著者は、出版社と調整したり、ある程度妥協しながら、書いていくことになります。

この時に、問題となるのが編集者のビジネス能力です。ビジネス本に限って話を進めますが、ビジネス本を作るとき、当然、編集者にはビジネス能力が求められます。しかし、編集者というのは、本を作るというプロであっても、作ろうとする本の内容に関するビジネスについて決して詳しいわけではありません。ときには、まったく知らない担当者だったりします。知らなければ勉強をすればいいのですが、勉強さえしない編集者というのもいるのです。そこに、ビジネス本を作ることの難しさがあります。

もちろん、ビジネス能力の高い編集者はいらっしゃいます。しかし、本というのは、著者に原稿を書いてもらって、原稿をDTP作成者に渡し、表紙をデザイナーに依頼して、上がってきたもろもろのデータを印刷屋さんに渡せば、とりあえずできてしまう仕事なのです。

ビジネス能力の高い編集者なら、対象とする分野、該当する本屋の棚、類似本の調査、など詳細に調べた上で、いろんな戦略をねったりします。そういう編集者であれば問題は少ないかもしれませんが、そうではなく、出版社の日常業務に負われて、本の内容までとても手が回らない編集者は結構いるものです。業務に追われて、本を形にするだけでせいいっぱいなのです。

ビジネス能力のない編集者と一緒に本を作るとなるとどうなるか? 話を調整するのが大変です。著者としては、編集者を説得するだけの情報、材料を用意しなければなりません。それは仕事なのでいいのですが、問題なのは編集者が理解できるかどうかです。言ってみればマラソンを走ったことのない人にはマラソンの本は書けないですよね。これは、リアルのビジネス本を作るときの、宿命のような問題です。

本のタイトルのつけ方にも出版社ならではの話があります。ご存知ない方も多いと思いますが、本のタイトルは、著者がつけるわけではありません。ほとんど出版社がつけます。著者は案を出しますが、採用される可能性は少ないです。売れ行きが大いに左右する本のタイトルは、本を作るプロである出版社にとって、特に譲れない部分です。本の内容に対するより数倍のこだわりをもって、時間をかけて考え、タイトルは決まることになります。

リアルの本は、読者が思っている以上に、著者主導ではなく、出版社主導で作られているのです。本は、著者名は大きく出版社名は小さく表示されていますが、実際は逆なのです。

■紙の本から電子出版へ

紙の本で出版社が力を持っているのは、流通ルートの問題です。本屋さんに本を置いてもらうには、出版社の販売ルートが必要なのです。結局、本を出せるのは、出版社のメガネにかなった人のみということになります。

ところが、インターネットという世界が現れました。インターネットでは、本屋さんを通さずとも、1個人が直接、読者に対して情報が届けられる世界です。それを、20世紀の最後という時期に、メールマガジンという形式で最初に行えるようにしたのが、メールマガジン配信スタンドの『まぐまぐ』です。

『まぐまぐ』のシステムは画期的でした。しかし、メールマガジンという形式は、本の世界とは、まったく異なります。多少影響はあったかもしれませんが、本と競合することもなく共存していたという状況が続いていました。有料メールマガジンもありましたが、有料無料に関係なくメールマガジンはパソコンで読むものであり、本はパソコン以外(電車の中でも、寝転がったりいろんな体勢)で読めるものだからです。

5年前ぐらいから、電子出版において、1個人が出版できる、情報商材という名のダウンロード販売サイトが、いくつも出現してきました。形式は、PDFが主で、JPEG、GIF、PPTなどのファイル形式も扱えるようになりました。そこそこの売上を上げているようですが、扱っている情報は怪しげなものが多く、大きな流れになるまでは至ってはいません。ダウンロード販売サイトの情報も、基本的にはパソコンで読むものなので、リアル本とは競合しないのです。

そして、電子出版の本命と言われる、電子書籍端末の時代がついにきたというのが現状です。アマゾンのKindleに続いて、アップルのipadが発売され、市場が始まりました。その他、海外メーカーや日本のメーカーも、ソニーをはじめとして電子書籍端末が発売されつつあります。

電子書籍端末になると、形状、重さから、完全にリアルの本と競合することになります。読み方が本と同じということですね。違うのは、本の入手方法や利用方法。電子書籍端末は、ネットから自由にダウンロードしたり、何冊もの本のデータを入れたり、好きな言葉を検索したり、その使い勝手は格段にアップするものです。

2010年は、ちょうど電子書籍端末元年といえるでしょう。

■電子出版の世界とは

著者として活動する場合、私たちは、電子出版時代の始まりを受けて、どのように見ておけばいいでしょうか?

電子出版時代は、まだ始まったばかりです。現在、続々と、端末が発売されたり、配信サイトがオープンしている最中です。状況は、混沌としています。なので、現状を踏まえながらも、推測を混じえて概観してみたいと思います。

●電子出版全体として

電子出版を事業としてみると、いかに、電子書籍端末を多く販売し、配信するプラットフォームから多く電子書籍を販売するかが課題です。これは、端末というハードと配信サイトというソフトの個別の課題ではなく、配信サイトからダウンロードした電子書籍が端末でいかに利用しやすいという、ハードとソフトの一体となった場合のトータルのシステムの使いやすさが課題になります。音楽におけるitunesとipodの関係です。

このビジネスが、激しい競争になりつつあるのは、アップルが音楽配信で、このシステムで覇権を握ったように、圧倒的な強さで、世界中を牛耳ってしまうことができるからです。

ハードだけ、ソフトだけの世界では乗り換えも可能ですが、ハードとソフトが一体化した世界では、ユーザーは、なかなか乗り換えることができません。いったん蓄積したデータをなれたインターフェイスで使いたいからです。

そして、ユーザーが集まれば、出版社が集まる、著者も集まる、本も集まるというわけで、みんなが集まります。端末の使い勝手がよくなり、システムそのものの利便性がどんどん向上していくというわけですね。そうあると、もうユーザーは離れることができません。

その覇権争いが、始まっているという現状です。

●個別の動向

このところ、電子出版に関するニュースが多くなっています。とくに、3つの企業の動きが、いろいろ出てきています。アマゾン、アップル、そして、グーグルですね。

現在は、「Kindle」で先行したアマゾンが市場の3分の2を占めると言われています。追随したアップルは、電子書籍だけでなく、ゲームやメールなど多機能な上、カラーのipadでiphoneのアプリ対応で対抗、電子書籍戦争が始まりました。

そして、グーグルの参戦。グーグルの電子書籍は、著作権切れなども含め、なんと300万冊をそろえ、どんな端末にも対応するマルチプラットフォームであるとのこと。電子書籍戦争の本格化です。

対して、日本の動きをみると、まさにさまざま。大日本印刷とNTTドコモが組んで、ドコモのスマートフォンに配信をねらったり。出版社とIT企業が組んだり。複数の出版社が連合したり。作家や学者が会社作ったり。政府が音頭をとっている動きもありますね。まさにさまざまです。電子書籍端末も、ブラザーが発売しています。シャープも、ソニーも発売するようです。

ただ、日本の動きは、アマゾン、アップル、そして、グーグルのやり方に比べると、端末の魅力はありそうですが、ダウンロードできる販売数など規模が小さいような印象を受けます。

結局、日本の電子出版は、出版社、本屋、電機メーカーなどの個別の事業展開はあるけれども、メインストリームになれないのかもしれません。メインは、アマゾン、アップル、グーグルのどれかになってしまうのではないでしょうか。そして、日本の取り組みは、この3社のプラットフォームに依存した形の事業になるのではないかと推測されます。

■具体的な電子出版方法

電子出版競争は、始まったばかりです(本当は決着しているのかもしれません)が、電子書籍を書きたい人は、どう対応したらいいか、その対策が気になるところです。しかし、上記のような現状ではまだなんともいえない。

どこが覇権を握るかはおいといて話を進めると、基本的には、インターネットベースなので、リアル本のように出版することの難しさの敷居は、かなり下がることは確実です。

実際に著者として電子出版を行う場合、電子書籍を作成し、販売できる「電子書籍作成・販売プラットフォーム」を利用することになるでしょう。

現在時点で想定されるのは、著者にとっての電子書籍作成・販売プラットフォームは、出版がしやすいか、しづらいかによって、2つに分類できるのではないかということです。
A.有料、無料の違いこそあれ、だれでも自由に出版できるプラットフォーム
B.審査があり審査に通らないと出版できないプラットフォーム
です。

傾向として、Aはインターネットベンチャー系の企業が運営し、Bは、既存の出版社や、または既存の出版社連合、政府系で取り組んでいる事業などになるのではと予想されます。
Aの具体的な展開としては、paperboy&co.がやっている『ブクログのパブー』やドリームネッツの『wook』があります。

ただ、最終的には、敷居の低い、だれでも自由に出版できるプラットフォームが勝利すると思います。自由にだれもができることこそがインターネットの本質ですよね。

著者としては、想定される読者層が絶対的に多い、作成がしやすい、還元率(印税)が高い、そして、販売力が強そうなという要素を考慮してプラットフォームを選択することになるでしょう。

■個人の電子出版のあり方

だれもが出版できるのがインターネット時代の電子出版のあり方。電子出版全体としていえることは、インターネット世界の本質である「玉石混交」、「ロングテール」になることは明らかでしょう。一部の圧倒的に売れる電子書籍とその他大勢。著者としては、この前提を踏まえておく必要があります。

また、だれもが出版できることは、出版することの価値を下げますから、電子出版は、紙の本を出すほどの価値は当然ありません。そういう意味では、紙の本を出す価値は変わらないと見ることもできます。紙の本は、出すことの難しさを前提に、情報+モノとしての存在感を示すという意味で、電子書籍に対してうまく差別化しつつ、また市場としても縮小しつつも、しぶとく生き残っていくのでしょう。

電子出版のだれもが出版し得るという自由性は、出版社の編集からの自由であることも意味します。出版社の意向と調整し、妥協しなければ書けなかったリアルの本と違い、電子出版は、編集者抜きでも書けることが可能になるでしょう。

既存の出版社の中には、印刷費用がかからないから低予算で可能なはずの電子出版にもかわわらず、編集者もしくは編集作業の価値を維持するため、著者に対して、リアルの本とほとんど変わらない印税を設定しているところもあります。出版社の既存の事業構造からは、すぐには電子出版の事業モデルに変化することはできないのです。事業モデルからいえば、電子書籍における編集者の必要性が問われているのですが。

さらに、電子出版のプラットフォームは、リアルの本では著者が手出しができなかったDTP作業やカバーデザイン作業を、著者が単独でできるようになります。文章を書く力だけでなく、文章を見せる技術や表紙を作る能力も必要となるということです。

あと、問題になるのが販売力でしょう。リアル本は、宣伝などしなくても、読者は、書店の該当する棚に行けば、ほしい本がそろっていることを知っています。そして、その棚はスペースが限られていますから、その範囲でユーザーは選んでくれます。リアル本は、棚に並べてもらえれば、売れる見込みが立つということです。

ところが、電子書籍では、カテゴリー区分はありますが、Web上ですから蔵書は無限大。人気のテーマであれば、簡単に埋もれてしまうでしょう。販売力を自分でカバーしなくてはいけません。具体的には、広告やブログ、あとソーシャルメディアを活用して、販促活動を自分で行っていくことになります。

個人で行う電子書籍は、すべて自分でしないといけない世界です。そこでは、いろいろな能力が必要になってきます。書くことだけでない、著者自身の総合プロデュース力が問われることになるということです。そして、結果が、自分に直接、帰ってくるというわけです。

電子書籍化への動きは避けることができません。それは、結局、既存の出版社も同じこと。出版社が今もっているリアル本の編集能力とリアル流通における販売力が、Webの中で電子書籍展開においてうまく活用できるか、どの程度通じるのか、その真価が問われるでしょう。

著者として、もちろん、出版社の編集者と組んで、リアル本を出すような体制、進行で、電子書籍を出すことも可能です。編集、販売の面で印税分を減らしてサポートしてもらうか、印税分を高くして自分で編集、販売するかという選択ですね。

電子出版時代は、著者としては、いくつかのやり方、選択肢があるということになりそうです。確実にいえることは、リアルの本では実現が難しかった「自己実現欲求」は、電子出版ならだれでも可能であること。

変わらないのは、本を書くこと、文字を大量に書くことの大変さでしょうか。

電子出版の世界とその魅力は、これからさらに明らかになっていきます。

■電子出版プラットフォーム

個人から出版社まで。電子書籍出版なら『wook』


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