mixiマイミクとtwitterフォロー
インターネットの本質はデアイである。それは、オトコとオンナ、オナジシュミ、オナジカンカク、シゴトというニンゲンカンケイのほか、ゲーム、ビデオなどのエンターテイメント、ノウハウ、データなどジョウホウと、いろいろなイミでである。
デアイをいかにナチュラルに、そしてエンジョイできるか、それがインターネットのサイトにおける最大の課題となる。
このような前提で、mixiとtwitterのデアイの違いをみてみよう。
mixiのデアイ機能は、個人のプロフィールページをベースに、足跡やコミュニティ、レビューなどの機能を通して、ある人とデアウ(その人のページへアクセスする)。
そして、気になる人がいたらリストにする、あるいはマイミク申請して、つながる。リストに入れるのは簡単であり、自分だけのブックマーク機能となる。知らない人へマイミクを申請するのは、何らかの動機が必要で、相手の承認も必要であるから、簡単とはいえない。簡単にできる人はいると思うが、多くの人はできないと思うし、しないと思う。
そして、mixiの機能には、人間関係の微妙さがある。自分からマイミクに誘った人はしばらく解除できなかったり、気に入らない人の日記を自分のページに表示させなかったり、ときには解除したり。解除する人は解除する際に何らかの心情が起こるはずである。冷静になればなんでmixiごときのシステムでそんな思いをしなければならないのかと思うかもしれない。
mixiにはリアルさながらのその人への感覚や思いを機能的に実現している。それがよいかどうかの評価はおいといて、その微妙な感覚を喚起させることがウザイと感じる人もいるだろう。
mixiでは、認定された人以外は、マイミクの人数が1000人までというのもリアル感がある。リアルで交友関係が広い人でも、付き合っている人たちはそんな人数であろう。
対して、twitterのデアイは簡単である。気になる人がいる。フォローボタンを押すだけ。mixiのように相手の承認も必要ないから気軽にできる。ブロック機能はあるが、使うほどのことがそう起こるとも思えない。
そして、フォローボタンを押したって、その人と人間関係が生まれるわけではない。つながりは相手がつぶやいたときだけ。そのつぶやきさえ、フォローしている人が多ければ、自分で意識的にアクセスしない限り、目に留まることもない。つまり、mixiのような人間関係の機微がない。
フォローできる人数は、フォローされている人数により制限があるようだが、その条件さえクリアすれば、何万、何十万でも可能だ。この数には、リアル感はないし、かつてこれほど人数とつながれたサイトなどなかったはずである。
つまり、つながり方も、交流する数も、リアル感はない。
リアル感がない上で成り立つ、twitterにおけるつぶやきのみを介したデアイは、とても簡単で、気軽にできる。自分がつぶやくのも簡単だし、自分はつぶやきさえしないで気になる人をフォローするだけでも、何も問題ない。
twitterは、ニンゲンカンケイのデアイの壁をこれまでになく下げた。気軽に使えるデアイツールとして現在最強である。
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