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2004年6月9日(水曜日)

自分の仕事が好きである必要はあるのか?

カテゴリー: - hagiri @ 09時34分59秒

村上龍のベストセラー「13歳からの・・・」は、
「好きを仕事にする」というテーマだったと思いますが、
好きでなくてもいい、
という例も示しておきたいと思います。

かつて、もう20年以上前でしょうか、
テニスの黄金時代を築いた、
決勝戦といえば必ずこの対戦になっていた、
ジミーコナーズとビヨンボルグに関する話は、
とても印象的でした。

コナーズはテニスが好きで好きでたまらず、
誰よりもテニス好きなのに対して、
一方、ボルグは、テニスは好きでもなんでもなく、
仕事でやっているという話です。

対戦成績はといえば、正確な数字はわかりませんが、
当初こそ、年上のコナーズが優勢でしたが、
最終的にはボルグのほうが
上回ったのではないでしょうか。

当時の私は、
好きな人より仕事でやっている人のほうが強い、
ということが驚きでした。

まあ、ボルグは天才ということなのでしょう。

この話は、好きというレベル以外でも、
仕事は成立する、ということを言いたかったのです。

あーいう本が出て、ベストセラーになると、
「好きな仕事を見つけなくてはいけない」
という逆に悪い意味での観念みたいなものに
ならないでしょうか?

好きな仕事を見つけること自体は悪いことではありませんが、
もっと自由に考えてもいいのではないか、
なんて思うのです。

プロフェッショナルとは、
いろいろな考え方があってもよく、
その根底には、
自分なりの仕事との関係性を見つけるという、
気楽なレベルでもよいと思うのです。


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