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2009年5月26日(火曜日)

『経済成長という病』平川克美著を読む

カテゴリー: - hagiri @ 07時55分55秒

現代社会論。

内容は、
私たちもまた加担者であった、
溶解する商の論理、
経済成長という病が作り出した風景、
本末転倒の未来図。

自分たちは、
どういう社会に関わり、
どのように関わればいいのか、
結論が見えない中で、
自ら問い続けようという姿勢の本である。

識字率が上がり、経済成長を成し遂げ、
女性の社会進出のあとには、
出生率が下がり、人口減社会となる、
そこでは、経済成長が止まる。

そうなったときに、
お金がお金を生む経済システムに別れを告げ、
成熟した社会を築けるかどうか。

アメリカ社会の歪みを指摘する中で、
紹介されていた本の
「家と家との距離が大きすぎる」
という言葉の意味は深い。

現在は、100年に一度の不況なのか、
もっと構造的なものなのかは別にしても、
今、何を見直し、考えるべきなのか、
そのきっかけを与えてくれる本である。

★4つ ★★★★☆


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