『必読書150』柄谷行人ほか著を読む
文芸評論家、作家による、
サルにならないための本リスト150。
内容は、
反時代的「教養」宣言、
必読書150、
人文社会科学50、
海外文学50、
日本文学50、
参考テクスト70。
読もう読もうと昔から思っているが、
読んでいない本ばかりである。
それぞれの本の紹介文は短いが、
各紹介者にいえるが、特に渡部直己が、
結構ノリノリで書いている。
柄谷の「われわれのブックリストは、
これを読んだらだいたいわかるというものではない。
むしろ全然わからなくなる(笑)
それでいい」
という言葉には、ひかれるものがある。
しかし、わからなければならないし、
決めなければならないのが、
ビジネスマンだろう。
とはいえ、リストを見る限り、
こういう本ぐらいは、
やはり読みたいという気持ちにはさせられる。
でも、実際の読書体験は、
楽しみである以上に、苦行であろう。
こんな苦行に、いったい、
だれが耐えられるのか?
読破することを目指さずに、
一生をかけて、気楽に読み進めるぐらいが
いいかもしれない。
そうしているうちに
見えてくるものは、何なのだろう?
★4つ ★★★★☆
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