企画力を高める6−企画力は自分企画力、自分を企画することから始める
企画力とは何か? 企画力とは、世の中や人に対してプラスになることを考え、推進する力だと考える。そうだとすれば、それは、生命力、コミュニケーション力、情報力、直観力、洞察力、発想力、構想力、読書力、課題解決力、マーケティング力、創造力、企画書力、表現力、提案力、実行力、脳力などなど、いろいろな力の集合だといってよい。この前提で、企画力を高めるための考え方や実践について考えていきたい。
●企画力は自分企画力、自分を企画することから始める
自分は、企画することができる。というか、自分というのは、実は企画そのものである。自分は何を目指すのか、そのためには、どうあるべきか、何をすべきなのか、そして、だれに、どういうビジネスを提供するのか。それは自分作りということであり、人生設計ということである。人生設計も、企画も「立てる」ものなのである。
高橋憲行氏の著書の中には、たくさんの人の「人生企画書」がある。「人生」と言っているが、これは自分を企画することであるといってよい。
自分企画では、自分の現状を分析し、あるべき姿を描き(コンセプト)、何を行っていくか、資金は、タイムテーブルは、を考えていく。これは、企画そのもののフレームワークである。だから、高橋憲行氏は企画を学ぼうとする企画塾の生徒に人生企画書を書かせるのであろう。
自分と企画が同じフレームワークであるという理由のほかに、企画というのは自分が生み出すものであるという、当たり前の前提がある。
どういう企画が生み出せるかは、どういう自分であるかということが強く影響する。健康をテーマをするビジネスは、健康の大切さを身にしみてわかっている人がやるから、こだわった企画が生まれる。子どもが大好きだから、親を感動させられる写真サービスを提供できる。女性が好きだから、女性をきれいにするサービスを提供できる。
どんな領域で、どんな価値観をもち、どんなところにこだわる自分を作っていくか。この自分力の強さが、企画力になる。
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